2021/12/28 小倉高等学校 オンライン

地方高校生に、追い風を

企画概要

2021年12月28日、福岡県立小倉高等学校の生徒様38名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。

今回のセミナーでは、

  1. 受験までの2年間のビジョンを具体的に意識することで、主体的に進路を考え勉強に取り組む姿勢に役立ててもらう
  2. 大学生が東大に挑戦した理由、その過程、大学で得たものをお話しすることで、挑戦校を志望する意義を知り選択肢の一つとしてもらう 

という2つのテーマを掲げ、受験までの2年間をより充実させていくきっかけにしていただくことを目標としました。

本記事では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。 

セミナーの流れ

本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。 

13:30~     (20分) Zoom への接続開始
13:50~14:00 (10分) オープニング
14:00~14:15 (15分) アイスブレイク
14:15~15:05 (50分) パネルディスカッション
15:05~15:20 (15分) 休憩
15:20~16:20 (60分) ワークショップ
16:20~16:50 (30分) 個別相談会
16:50~17:00 (10分) クロージング 

アイスブレイク

まずはアイスブレイクから!
生徒様と大学生が打ち解けられるよう、グループで自己紹介と簡単なクイズを行いました。 
クイズでは、「高校時代の部活は?」というものから「最近やらかしたことは何でしょう?」などの変わり種まで、グループの大学生にまつわる様々な問題が。話し合いや質問タイムも織り交ぜながら盛り上がりました。 

パネルディスカッション

最初に、大学生が東大を目指す中で直面したハードルと、それをどのように乗り越えたかについて体験談を聞いていただきました。その後グループに分かれ、生徒様には自分が少し背伸びした大学を目指すとしたらどんなハードルがあるか、どう乗り越えるかを考えていただき、解決策を話し合いました。 

大学生のさまざまなハードルを聞き、自分がハードルにぶつかった時の対策を考えることで、ハードルに挑戦する勇気をもつきっかけにしていただけたのではないかと思います。 

ワークショップ

まずは大学生が、主体的に進路を考えていくための思考法、というテーマでプレゼンテーションを行いました。次にグループに分かれ、過去の試験勉強を振り返って改善点を見出していただき、次の試験に向けてどのような勉強をしていくかを考え話し合いました。生徒様が真剣に分析・改善点の発見をしてくださったおかげで、大学生からもより深いアドバイスができたように感じます。 

この活動を通して、「どのように進路を決めたら良いのか理解できたので、冬休みの時間のある時に色々な大学や学部を調べてみようと思った。」「具体的な計画を立てられて、それを達成するための勉強のコツなども聞けて参考になった。」などの声を頂きました。 

個別相談会

個別相談会では、高校時代の勉強計画から一人暮らしやアルバイトの話まで、気になっていることについて自由に質問・相談していただきました。たくさんの質問をいただき有意義な時間となりました。 

まとめ

今回のセミナーを通して、「大学への道のりが掴めた気がする」「すごく参考になったしモチベーションにもなった」「これから進路のことについてより深く考えるきっかけになる」などの声をいただきました。
今後受験と向き合っていく中で、今回の経験が主体的に進路を考え、挑戦するための手助けのひとつとなれば幸いです。参加してくださった皆様が充実した2年間を過ごされますよう、心より応援しています。