2022/01/04 岩手県5校合同 オンライン

地方高校生に、追い風を

企画概要

2022年1月4日、岩手県立大船渡高等学校の生徒様9名、釜石高等学校、久慈高等学校、福岡高等学校、宮古高等学校の生徒様各10名の計49名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

今回のツアーでは、「岩手想ふぞ優に勝れる」というコンセプトのもと、“この時期に決意すれば全国のライバルと十分張り合えるため、高い目標を持ち生徒自身の意志で進んで欲しい”という激励のメッセージを込めて準備を進めてまいりました。  

以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

セミナーの流れ

本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

14:45~14:50    オープニング
14:50~15:25    パネルディスカッション(35分)
15:25~15:35    休憩・移動
15:35~16:55    座談会(80分)
16:55~17:00    クロージング

パネルディスカッション 

参加高校生と同じ岩手出身の学生を含む4人の大学生が、高校時代の勉強法や大学に入って印象的だったことなどについて話しました。

推薦入試や文転を経験したメンバーの体験談や、積極的に質問をすることの重要性など、普段接する機会のない大学生の言葉を真剣に聞き入っていました。

座談会〜東大生と語ろう〜

大学生2人と高校生3〜4人でブレイクアウトルームに分かれ、進路選択のコツや専攻分野の紹介などを行いました。

興味あることに関する大学生の短めのプレゼンテーションをきっかけにアイスブレイクとし、気軽気さくに質問や相談に応じる空間を作り上げることができました。

まとめ

今回のツアーでは、全面オンラインだった昨年度と異なり、大学生は遠隔で参加したものの参加者は同じ会場に集まることができました。

参加者同士でコミュニケーションをとったり大学生のコメントに対する感情を共有したりと、リラックスしながらも一緒に高みを目指すライバルの存在を意識できた企画だったのではないかと思っております。

参加者からも、「東大生の皆さんのコミュニケーション力や説明がとても簡潔で分かりやすかったです。私も将来東大生の皆さんのような話し方ができるようになりたいと思えました!」といった感想が寄せられ、難関大学を志望する勇気を得た生徒もいたようでした。  

新型コロナウイルスの影響により、まだまだ交流の機会が制限されている社会ではありますが、本企画が参加者や引率の教員の方々にとって、少しでも刺激となっていることを願っております。