2024/03/19 小倉高等学校 オンライン

地方高校生に、追い風を

企画概要

2024年3月19日、福岡県立小倉高等学校の生徒様17名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

今回のセミナーでは、「殻を破って、飛び出せ! 」というコンセプトのもと、生徒様に進路について改めて考えるきっかけを提供し、かつ目標達成に向けた努力の仕方を伝えることで、自身の進路について見つめ直し、目標に向かって動き出せるようになっていただくことを目標といたしました。

以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

セミナーの流れ

本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

13:00〜13:05 オープニング  
13:05〜13:25 アイスブレイク
13:25〜14:05 パネルディスカッション
14:05〜14:15 休憩
14:15〜15:35 ワークショップ
15:35〜15:55 個別相談会( 1 )
15:55〜16:00 クロージング
16:00〜16:30 個別相談会( 2 )

アイスブレイク

まずはアイスブレイクから!

生徒様と大学生が打ち解けられるよう、グループで自己紹介と簡単なクイズを行いました。 

クイズでは、「九州大学伊都キャンパスは東京ドーム約何個分か」「次のうち福岡県出身でない芸人は誰か」など福岡をテーマとした様々な問題が。話し合いや質問タイムも織り交ぜながら、生徒様と大学生が一緒に盛り上がりました。

パネルディスカッション

パネルディスカッションでは、大学生が自身の進路選択を紹介することで、多様な進路のあり方について生徒様に知っていただきました。高校時代の志望校決定から、情報収集などにまで話を広げ、受験に挑戦するハードルを低くすることを目的としました。

アンケートでは、「どのように今後の生活を過ごしていけばよいのかなど非常にためになるお話ばかりで参考になりました」などのお声をいただきました。

ワークショップ

ワークショップでは、初めに逆算型の勉強計画の立て方についてのプレゼンテーションを行いました。そのあと少人数の班に分かれ、最終目標から逆算して計画を立てるグループワークを行いました。最後には「直近一週間の勉強計画」を完成させていただくことで、当日から行動を始められるワークを目指しました。

アンケートでは、「計画を立てる上での大事な要素がわかりました」や「実際の東大生の経験を聞きながら、自分の計画を立てていくことができ、とても有意義な時間でした」といった感想をいただきました。

まとめ

今回のセミナーでは、3時間半という短い時間でも積極的に活動する生徒様が多かったのが印象的でした。自分から手を動かすことで、色々な進路選択のあり方について知ること、目標達成に向けて逆算的に計画を立てる方法を学ぶこと、どちらも達成できたのではないかと思います。

本来の目標の他にも、アイスブレイクなどを通して東大生を身近に感じられる機会になったのではないでしょうか。

大変なのは、ここから主体的に行動することです。本企画をきっかけにして、生徒様が現状に満足している自分という殻を破り、より広い世界へと羽ばたいていく機会に繋がれば幸いです。