企画概要
2024年3月27日、福岡県立八幡高等学校の生徒様8名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回のツアーは、「東大を知る、感じる」というコンセプトのもと実施いたしました。
多くの地方高校生には、東大から地理的に離れていることや、周囲に東大生がいないことによる心理的な壁が存在しており、東大を選択肢から外してしまう要因となっています。
そこで今回のツアーでは、まずは生徒様の視野を広げて、将来の選択肢を狭めないようにしていただくことを目標としました。東大のキャンパスを実際にみて、東大生と間近で交流していただくことで、東大を選択肢として考えていただくとともに難関大学受験への意欲を高めていただきたいと考えました。
以下では、ツアーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
08:30〜08:40 オープニング
08:40〜09:20 キャンパス見学
09:30〜10:40 ワークショップ
10:45〜11:10 個別相談会
11:10〜11:50 昼食・購買
11:50〜12:00 クロージング
キャンパス見学
キャンパス見学では、赤門や安田講堂、各学部の建物を見ながら生徒様に本郷キャンパスを案内しました。また、その中で大学生がミニプレゼンテーションを行い、各学部の内容や東大生の実生活について紹介いたしました。
生徒様からは、「自分が想像していた学部の特徴だったりすることが違ったのでびっくりしました」や「自分がやりたいことにどの学部があっているかを見直すことができたのでよかった」といった感想をいただきました。
ワークショップ・個別相談会
ワークショップでは、生徒様に一週間の勉強計画と一日の勉強計画を立てていただきました。その際に生徒様が抱えている悩みについて大学生にインタビューをして、その意見を取り入れながら勉強計画を立てました。
生徒様からは、「1週間の目標を考えて勉強計画を立てる際に、その勉強量や難易度が自分に合っているのかを確かめる」や「国語、数学、英語の3教科はしっかりと勉強する」といった大学生のアドバイスが役に立ったという感想をいただきました。
また、ワークショップ後には続けて個別相談会を行いました。
個別相談会の方も生徒様から大変好評でございました。
まとめ
今回のツアーでは、生徒様が東大生についての解像度を高めて、心理的な壁を取り除きたいということを目標にしておりました。実際同じ班になった生徒様と大学生が活発に交流できていたように思われます。一部の班では最後にみんなで写真を撮るほどに仲良くなっていて、生徒様には東大生を身近に感じていただけたと考えております。
このツアーを通して、生徒様が心理的・地理的な壁を取り除き、視野を広く大学選びができることに繋がったのなら大変嬉しく思います。
企画の様子は、八幡高等学校HPにも掲載されています。