企画概要
2024年3月8日、宮城県立仙台第三高等学校の生徒様11名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回のツアーは「自分の可能性を信じる」というコンセプトのもと、初めから自分の将来の可能性を狭めるのではなく今より高い水準の大学も視野に入れてみることで、生徒様にとって、いっそう納得の行く進路選択を実現していただくことを目標とし、実施いたしました。
以下では、ツアーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
10:30〜10:35 オープニング
10:35〜11:05 アイスブレイク
11:10〜11:50 プレゼンテーション
11:50〜12:50 昼食休憩
12:50〜13:50 キャンパスツアー
14:05〜15:10 ワークショップ
15:10〜15:25 個別相談会
15:25〜15:30 クロージング
アイスブレイク
アイスブレイクでは、生徒の皆様が簡単なクイズを通して大学生と交流する時間を設けることで、以降のコンテンツでの円滑なコミュニケーションに繋げていただくことを目的に実施いたしました。
生徒様には、サークルやバイトといった、大学生の日常生活に関するクイズに答えていただきました。
生徒様からは、「東大生が少し身近に感じ、程よくアイスブレイクできた」「大学生の方から話を振ってくれたため、話しやすかったし緊張も解しやすかった」とのお声をいただきました。
プレゼンテーション
プレゼンテーションでは、東大生が受験期に経験した失敗や、大学生になって変化した生活についてのプレゼンをお聞きいただき、大学入学までの流れを概観していただくという目的のもと実施いたしました。
生徒様には、大学生3人の各自の受験期の経験や大学入学以降の生活を聞いていただきました。
生徒様からは、「自分の勉強方法について見直すきっかけになった」「勉強法や東大に限らない大学生活の紹介は学びが多くあった」とのお声をいただきました。
キャンパスツアー
キャンパスツアーでは、班に分かれてキャンパスを実際に見学しました。
各学部棟の前では学部での授業や活動についてのプレゼンテーションを聞き、志望学部のイメージをしていただきました。
生徒様からは、「名所をピックアップして短時間でも満足のいくツアーだったことが、素晴らしいなと感じた」「学部ごとにプレゼンをしてくれたのが分かりやすかった」とのお声をいただきました。
ワークショップ
ワークショップでは、大学生の目線から志望校決定のために必要な情報や考え方を伝えることで、生徒様が主体的に受験校を決定できるようサポートするという目的のもと実施いたしました。
まず大学生数人から、なぜ東大を受験することに決めたのか、実際に東大に進学してみてどうだったかをパネルディスカッション形式で共有しました。
次にそれを踏まえて、大学生と相談しながら志望校について検討していただきました。
生徒様からは、「聞きたかった高校時代のことを色々聞けてよかった」といったお声をいただきました。
まとめ
今回のツアーでは大学生と生徒様が仲良く交流しながら活動に取り組む様子が多く見られ、楽しみながら進路選択について考え直したり大学生活について知ったりするいい機会となったのではないかと思っております。
また、生徒様から「すごく良い経験になりました」「とても参考になるアドバイスを貰えました。参加して良かったと思えるツアーでした」といったお声をいただき、大学生側としても非常に嬉しく思っております。
このツアーが、生徒様にとって納得のいく進路選択の足がかりとなっていれば幸いです。