企画概要
2021年10月12日、立命館慶祥高等学校の生徒様51名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。
今回のツアーでは、「受験を自分事にするために」というコンセプトのもと、参加生徒の皆様が受験に正面から向き合うきっかけを作ることを企画の狙いとし、プレゼンテーション、パネルディスカッション、質問募集ライブの3つを実施しました。
また、事前に希望していた生徒様に対しては個別相談を行いました。生徒様が各々のデバイスからZoomに接続した上で、教室のスクリーンにZoomの画面を映し出す形で企画を進行しました。
以下では、セミナーの内容や生徒様の様子についてご報告いたします。
プレゼンテーション
大学で行われている講義や学部について紹介し、大学での学びについて具体的なイメージを持ってもらうことを目的とした「大学の学問について」、大学で行われている講義や学部について紹介し、大学での学びについて具体的なイメージを持ってもらうことを目的とした「大学生活について」の、2のテーマで計40分間のプレゼンテーションを行いました。
参加生徒様が中3〜高3と幅広い学年にわたっていたため、中3でも理解でき、高校生にとっても有益な情報が提供できるものにすることを心がけました。
アンケートでは、「実際に大学に通われている方からの情報は、とてもためになってよかった」「大学生活について十分に知ることができよかった。」などの好意的な感想をいただくことができました。また、コンテンツ実施後の質問募集について、「sli.doとZoomの両方で質問できてよかった」という意見がありました。
パネルディスカッション
大学生が受験について生の声を届けることで、参加生徒様が受験に対し具体的なイメージを抱くことを可能にし、同時に生徒様のやる気と焦りを引き出すことを狙いとしました。受験への意識や浪人経験、志望校決定の時期が異なるパネラーを選出し、立命館慶祥の卒業生を含む3名のパネラーが参加しました。
「東大を意識した時期、きっかけ」「中3〜高3の学習意識」「受験に対するモチベーションの保ち方」という3部構成とし、司会がパネラーにインタビューをする形で進行しました。また、当日参加できないパネラーがいたため、事前に録画したものも放送しました。
アンケートでは、「中高一貫校と地方公立校、現役生と浪人生なと、様々な方のお話を聞けてよかったです。」「高校時代の勉強の話など、すぐに生かせる話が多くてとても良かった。」などの意見がありました。
質問募集ライブ
受験を「自分事」として捉え、具体的なイメージを持ってもらうことを目標とし、受験に関する個々の疑問点や悩みを解消し、受験を自分のこととして理解してもらうことを目的としました。匿名性を確保し、発言しやすい場を作るため、sli.doを用いて進行しました。
アンケートによると、気軽に発言できる点、即座に回答が得られる点、likeの多い質問から回答される点が高く評価されていました。
まとめ
学年が幅広かった上、企画時間も短く、全ての生徒様に響く内容にするのに苦戦したものの、企画後アンケートでは、受験、特に勉強へのモチベーションが上がったという声が多く見受けられ、狙いは一定程度達成できたのではないかと思います。また、オンラインで実施したことにより、匿名性が高く、質問等がしやすかったという意見も見られました。
立命館慶祥の先生方・生徒様のご協力もあり、無事にセミナーを実施することができました。今回のセミナーが少しでも生徒様にとっての「追い風」となれば幸いです。