【メルマガ試し読み】高校時代の不安とその解消法

地方高校生に、追い風を

過去に配信されたメールマガジンの記事になります。東大生の生の声が綴られています。お楽しみください!
(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)


初めまして!文科二類1年のH. N. です。

突然ですが皆さん、普段の生活の中で不安になることありますよね?
勉強のこと、人間関係のこと、健康のことなどなど。
特にこの時期になると、高3生は受験が目の前に迫り、
高1・2生は「受験本番まであと丸1(2)年か〜」と気づいて今までずっと先のことだと思っていた受験が現実味を帯びてきて、
勉強への不安が高まりやすくなっているかと思います。

さて、そんなわけで今回は高校時代の勉強についての不安とその解消法について話すのですが、
一人一人が抱えている不安はもちろん、その解消法も大きく異なるので、
ここで私の高校時代の体験談・不安解消法を紹介しても皆さんにあまり役に立つものではないでしょう。
よってここでは、勉強・受験で不安になったときに思い出すといいかもしれない(と個人的に思う)言葉5選を紹介していこうと思います!
どちらかといえば受験生向けになっているかなと思います。
一部ありきたりな言葉もあるかと思いますが、不安になったときにはぜひここで紹介した言葉を心の中で唱えてみてください!

①「模試はしょせん模試、これで合否は決まらない」
推奨シチュエーション:模試前後

よくわかる(?)解説

:模試は皆さんの学力を測る指標としては大変有効なものであるのは事実です。
それゆえ学校や塾において模試の成績が重要視されます。
そうすると、模試で悪い点数を取ったり、E判定を取ったりすると落ち込み、「本当に合格できるかな...」と不安になってしまいがちになってしまうでしょう。
しかし!皆さん忘れないでください!模試の結果は模試を受験した時点での学力を評価したものにすぎないということを!
要するに、現状はこれからの頑張り次第でどうとでもなるのです。
一つ実例を示しましょう。
高3の12月の共通テスト模試で私は693点でした。このままでは東大受験は難しいように見えるでしょう。
しかし残りの1ヶ月で弱点を分析し対策を進めた結果、本番では+100点以上取ることができました。
模試は本番の点数を予知するものでもなければ合否を決定づけるものでもないということはこの例からも明らかでしょう。
長々と書きましたが言いたいことはこの一言、「模試の結果でただ不安になるだけでは無意味ですよ。」

②「今日は◯◯だけをやろう!」
推奨シチュエーション:やらなくてはいけないことが次々出てきたとき

よくわかる(?)解説

:皆さんは勉強を進める中で、「「英単語覚えなきゃ」とか「この分野は苦手だから対策しなきゃ」とか思ってTo Do リストに加える。

そして気づいたら山のようなTo Do リストが...目の前に。「あれ?自分大丈夫か?」と不安になる」
な〜んてことはありませんか?
そんなときは、優先順位を決めて、潔く「今日やることはこれだけ!」と宣言してみましょう。
そして、1日1日無理のない範囲でTo Doをこなしていきましょう。
こうすることで、精神的に追い込まれる感覚は和らぎ、また日ごとのゴールが明確なためより集中して勉強することができるでしょう。
千里の道も一歩からとはまさにこのことです。

③「あの人はあの人、自分は自分」
推奨シチュエーション:他人と自分を比較してしまうとき

よくわかる(?)解説

:他人と自分を比較してしまうこと、よくありますよね?

勉強が順調な人をみて、自分は大丈夫なのかと不安になる...。
そんなときはこの言葉を思い出して、自分に言い聞かせてみましょう。
学力は直線的に上がるわけではない上に、上がるタイミングは人それぞれです。
他人と比較して不安になるより、今の自分には何が不足しているのかを冷静に分析した方がよっぽど効率的ですよ!

④「持ち物が私の代わりに落ちてくれた」
推奨シチュエーション:受験期に、自分の持ち物が落ちてしまったとき

よくわかる(?)解説

:受験期になると、「落ちる」という言葉に過敏になる人は多くいるかと思います。
そして、普段の生活で筆記用具や教科書を落としたときに「あ...」と変に不安になる人もいるでしょう。
そんな時には、「自分の代わりにこのペンケースちゃんが落ちてくれた!」みたいな感じで思うと意外と心が軽くなるのでおすすめです。
これは、実際に私が共通テストの試験会場で受験票を落としたときに実証済みです。

⑤「本番は今までやったことを示すだけ、今更不安になってもむだ」
推奨シチュエーション:入試本番当日

よくわかる(?)解説

:入試当日は、「いよいよだ」という緊張感と同時に、「本番大丈夫かな」と不安も襲ってくることかと思います。
適度な緊張は大事ですが、不安はできるだけ無くして試験に臨みたいですよね。
そんなときにこの言葉を思い出してみてください。
お気づきの方もいるかもしれませんがこれは②の応用形です。
「入試当日にやることは、今までやってきたことを解答という形で試験官に示すだけ、不安になって注意力散漫になるのは馬鹿馬鹿しい」
と言い聞かせれば、心はふっと軽くなるはずです。

さて、いかがでしたでしょうか。
この記事を読んだ皆さんが少しでも不安を振り払って目標を達成できたら嬉しいです。応援しています!


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