過去に配信されたメールマガジンの記事になります。東大生の生の声が綴られています。お楽しみください!
(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)
こんにちは!文科一類1年のN.K.です。
好きでもないことを頑張るのってしんどいですよね。
早起きとか、お菓子を我慢することとか、お風呂掃除とか。(もちろん得意な人もいると思います、尊敬します。)
わたしの場合、好きではないことのひとつは勉強です。
「東大生なのに?」と思われるかもしれませんが…
ということで、自分の経験も踏まえて、勉強のモチベーション維持法を2つ紹介します。
定期テストにも応用できるので、受験はまだ先という方もぜひ!
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1.良い想像をする
まずは、大学に受かった後の楽しみなことを思い描いてみましょう。
憧れの大学のキャンパスに通えることやその大学の一員となれることはもちろんですが、
他の面でも具体的に・たくさん思い浮かべてみましょう。
多くの方にとって、受験勉強からの解放自体がうれしいことかと思います。
興味のある分野に集中できるとか、苦手な数学からおさらばできるとか。
応援してくれている人たちの喜んだ顔も目に浮かぶかもしれません。
今よりも朝に余裕が持てたり、平日の昼間でも遊べたり、夏休みや冬休みが長かったりと、大学生の特権と言われるものもたくさんありますね。
また、友達と遊ぶことや旅行、ヲタ活など、「受験生だから…」と思って我慢したり諦めたりしていることはありませんか?
コロナ禍で難しい部分もあると思いますが、受験勉強のために我慢していることも存分に楽しめるようになります。
どんなバイトやサークル活動をしよう、一人暮らしの部屋の家具はどんなのにしよう、などなど…
自分がわくわくできることを考えてみるとモチベーションに繋がると思います。
いや、勉強を頑張ればいいことが起きるのなんて分かってるけど、目先の楽しいことを優先しちゃうんだよ〜…そんな人は次の項目へどうぞ。
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2.悪い想像をする
1つ前と言ってることが違いますね。
楽観的な人や後回しにしてしまう人はこちらの方が効果的かも。
逆に、自分を追い込みすぎてしまう人は1をオススメします。
いまやりたくないなと思っている勉強をやらなかった時、どんな結果になるでしょうか。
最悪のものを想像してみてください。
受験勉強なら、第一志望の大学に落ちて浪人すること?滑り止めの大学に進学すること?
もっと具体的にいってみましょう。
本番、周りはスラスラ解いているのに、自分の答案は真っ白な時。
苦手だからと適当にやった分野が出題された時。
合格発表の画面をスクロールしていて、自分の番号が飛んでいるのを見た瞬間。
不合格を先生や親に報告する電話の呼び出し音を聞いている時間。
点数開示で、足りなかったのが1点未満だった時。
届かなかった大学の赤本を処分する時。
こういった絶望感や悔しさ、悲しさをじっくり想像してみると、勉強するモチベーション、というか焦りが生まれると思います。
そうしたらやるべきことはひとつ。机に向かいましょう。
(うまく想像できない場合は、Twitterで不合格報告を調べたり、
YouTubeで合格掲示板の前で泣き崩れる人の動画を観たりして、追体験してみるのも手かもしれません。)
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以上、モチベーション維持法を2つ紹介しました。
これらに限らずですが、人によって合う合わないはもちろんあります。
ぜひ自分の性格に合う方法を探してみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。少しでも参考になったら嬉しいです。応援しています!
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