企画概要
2022年9月28日、石川県立小松高等学校の生徒様40名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回の企画の最大の目的は、生徒様に大学での学び全体についてのアウトラインを掴んでもらうこととしました。
すなわち、単に大学での学問や研究内容について伝えるだけではなく、各大学生が「どういう学問分野に興味があるか」、「どのような講義を受けてどのような課題に取り組んでいるか」といったリアルな声を届けることで、大学での学びに対するイメージを明確にしてもらうことを目標としました。
そして普段関わることのできない東大生との交流を通して、現在高校で生徒様が取り組んでいる勉強や課題研究活動が、大学での学びへと繋がっていくこと・活かされていくことをお伝えいたしました。
以下では、ツアーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは生徒様40人をABグループ20人とCDグループ20名の2グループに分け、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
14:00 正門前にて合流
A・Bグループ
14:00〜14:05 オープニング
14:05〜14:25 ふれあい館に移動
14:25〜14:55 パネルディスカッション
14:55〜15:30 プレゼンテーション
15:30〜15:45 ふれあい館から弥生門へ移動
15:45〜16:55 キャンパス見学+フリートーク
16:55〜17:05 写真撮影及びクロージング
C・Dグループ
14:00〜14:05 オープニング
14:05〜15:15 キャンパス見学+フリートーク
15:15〜15:30 弥生門からふれあい館に移動
15:35〜16:05 パネルディスカッション
16:05〜16:40 プレゼンテーション
16:40〜16:55 ふれあい館から安田講堂前へ移動
16:55〜17:05 写真撮影及びクロージング
キャンパス見学 + フリートーク
本郷キャンパスの見学と、大学生が生徒様の質問にお答えするなどコミュニケーションの機会としてフリートークを行いました。
現役大学生による安田講堂や図書館、法学部、文学部の建物などの説明に加え、キャンパスライフの生の声も届けられたことで、参加された生徒様はとても興味深そうにしていらっしゃいました。
参加された生徒様からは、「普段では知ることの無い豆知識を知ることができてよかった」、「勉強のこと以外のサークルやバイト、生活スタイルのことも聞けておもしろかった」などの声を頂きました。
大学での学びや生活に対するリアルな情報を提供するという当コンテンツの目的を達成することができたのではないかと思います。
プレゼンテーション
それぞれ文学部、経済学部、法学部、教育学部、教養学部に通う大学生が、学部の特色や魅力についてのプレゼンテーションを行いました。
生徒様は文系大学生の学びについて深く理解し、これからの学習に対する意欲を新たにできたように見受けられました。
参加された生徒様からは、「調べた時には分からなかった学部の情報も学生さんの説明で知れてよかった」などの声を頂きました。
当コンテンツを通じ、「大学の学びのイメージを明確にする」ことが達成できたように思います。
パネルディスカッション
大学生が前期教養課程において興味深かった講義を紹介するとともに、それぞれの経験をもとに高校と大学での学びの繋がりについて話し合いました。
メモをとりながら興味深そうに話を聞く生徒様が多く、大学での学びについての理解を深めていただけたと思います。
「高校で生徒様が取り組んでいる勉強や課題研究活動が、大学での学びへと繋がっていくこと・活かされていくことをお伝えする」という当コンテンツの目的を十分に達成するものであったと思います。
まとめ
企画後に実施したアンケートでは、「直接東大生と交流できて、いい刺激になり、勉強のモチベーションが上がりました!沢山話していただきありがとうございました」といった声を頂きました。
東大生との直接の交流を通して、大学での勉強や大学生活について知ることが出来たことについて、価値を感じてくださる生徒様が多かった印象です。
この企画が、生徒様が大学での学びついての理解を深め、モチベーションを高めて大学受験に進んでいくきっかけになれば幸いです。