企画概要
2023年8月9日〜10日、山口県立山口高等学校の2・3年生の生徒様13名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回のツアーでは、「赤門開く」というコンセプトのもと、駒場・本郷キャンパス両方の見学や、進路に関するプレゼンテーション・ワークショップなどを行いました。
これらを通じて、
- 受験合格・入学後の自身の姿を具体的にイメージすることができるようになる
- 進路選択を明確にするためのヒントを得る
- 難関大学の合格は決して不可能なのではなく、努力すれば可能であるということを理解する
- 受験や進路選択を含めた各自のさまざまな不安や疑問を解消する
の4点を最終目標としました。
以下では、ツアーの内容や生徒様の様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
1日目 (8/9)
13:00〜13:10 オープニング・班わけ確認
13:10〜13:50 学食体験・お土産購入
14:00〜14:50 大学生活について【プレゼンテーション・ディスカッション】
15:00〜15:50 高校での進路選択について【パネルディスカッション】
16:00〜16:50 受験生活について【ワークショップ】
17:00〜17:30 駒場キャンパスツアー
2日目(8/10)
09:05〜10:20 本郷キャンパスツアー
10:30〜11:20 大学での進路選択について【プレゼンテーション】
11:30〜12:20 個別相談会
12:30〜12:45 クロージング
大学生活
企画の最初に、大学生活をテーマにパネルディスカッションを行いました。
生徒様に、大学入学後の生活について、より鮮明なイメージを持っていただくことを目的として、授業とサークル等の普段の生活をお伝えしました。
このパネルディスカッションが、皆様のモチベーションの向上につながることを願っています。
高校での進路選択
高校での進路選択をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。
ここでは東大の科類ごとの違い、大学生の進路選択の体験談、通っているからこそわかる東大の良い点・悪い点という3つの項目について話しました。
終了後に多くの質問をいただき、高い関心を持ってくださったことが伺えました。
これによって、生徒様がより納得のいく進路選択を実現されることを祈っています。
受験生活
ワークショップでは生徒様と大学生が班に分かれて受験生活における悩みを大学生と一緒に分析し、その解決策を考えることを行いました。
当日は双方とも活発に話し合っており、受験生活特有の悩みに向き合う上で良い機会を提供させていただけたのではないかと思います。
このワークショップを通して生徒様の悩みや不安が解決に向かうことを願っています。
駒場キャンパスツアー
少人数の班に分かれ駒場キャンパスの見学を行いました。大学生と雑談しながら実際にキャンパス内を見て回ることで、東大生と東大の雰囲気をより身近に感じていただくことを狙いとしました。
生徒様も、自身の大学生活をイメージし、今後のモチベーションに繋げていただけたら幸いです。
本郷キャンパスツアー
2日目の最初は本郷キャンパスの見学を行いました。総合図書館などをめぐりつつ、経済学部、工学部、理学部が使用する建物の前では各学部生が実際にどのような授業を受けているかの説明を行いました。
それにより、キャンパスの雰囲気を感じ取っていただくとともに、各学部の授業についての理解の一助となることを狙いとしました。
このツアーが、生徒様が自身の大学生活をイメージする助けとなって、皆さんのモチベーションの向上につながることを願っております。
大学での進路選択
3年生の大学生4名が、大学における進路選択と各学部で学んでいることについてプレゼンテーション形式の発表を行いました。
大学に入ってからどのように進路を決めていくのか、どのようなことを学ぶのかについて具体的なイメージをつかみやすくすることを目的としました。
プレゼンテーション後には質問タイムもとりました。
この時間がそれぞれの大学生活をイメージすることに繋がれば幸いです。
個別相談会
企画の最後に個別相談会を行いました。
20名以上の大学生が参加し、生徒様と自由に立ち話をする形式で行いました。
およそ1時間という長い時間でしたが、終始にわたって活発な交流がみられました。
まとめ
今回のツアーでは、「このツアーで進路を東大に決め切ることができたので、受験まで頑張っていきたいです」「今日からもっともっと勉強して現役合格を勝ち取りたいと思いました」などの感想をいただきました。
このツアーを通して、難関大学への志望を固め、合格に向けての第一歩を踏み出すことができましたら幸いです。