【メルマガ試し読み】二次試験前⽇・当⽇の過ごし⽅

地方高校生に、追い風を

【メルマガ試し読み】二次試験前⽇・当⽇の過ごし⽅

過去に配信されたメールマガジンの記事になります。東大生の生の声が綴られています。お楽しみください!(なお、執筆者の科類や学年は執筆時点でのものとなります。)


文科一類1年 K.Y.

こんにちは!この記事では、二次試験前日・当日にすべきことについて、私の経験に基づいてアドバイス・注意点などを書かせていただきます。
私は福岡県出身ですが、私のような地方勢は試験前にあらかじめ上京して試験に備える必要があります。そのあたりについても少し書きます。
試験前日・当日は何をしていいのかわからない人も多いと思うので、ぜひこの記事を参考にしてください。
なお、私の受験科目は国語・数学・世界史・日本史・英語で、一浪しています。

前日(まで)

①試験地への移動(地方勢向け)

自宅から遠く離れた大学を受験する人は、前日までに試験地付近に移動しておく必要があります。
自宅からどの程度離れているかによりますが、私は試験の前々日に移動しておくことを強くお勧めします。試験前日に交通機関に異常が生じた場合に移動できなくなるという事態を避けるためです。
前々日に移動しておくことで精神的に少し余裕が生まれますし、前日に移動経路や試験会場の下見に行くこともできます。移動中の時間も無駄にせず、苦手などのチェックに費やすと良いと思います。

私の場合は、前々日の16時頃福岡空港発の飛行機に乗り、18時前に羽田空港に到着し、20時半頃に渋谷のホテルに着きました。
移動中は今まで解いた日本史の過去問の要点を確認したり、世界史の資料集で文化史の確認をしたりしていました。ホテル到着後もその続きをしましたが、移動の疲れからすぐに眠くなり早く寝た記憶があります。上京に際しては父親に同行してもらいました。

②試験会場の下見

前日までに必ず移動経路・試験会場の下見をしておきましょう。何事もぶっつけ本番は危険です。このとき、試験当日と全く同じ時間で移動し、電車などの時間や道の雰囲気を掴んでおくと良いと思います。
当日の朝に自宅から移動できるという人も、自分が使おうと考えている移動経路以外に迂回経路をいくつか想定しておくと何かあったときも落ち着いて対応できます。

③最終チェック

東大の試験は2日間ありますが1日目の試験終了後は疲れてあまり勉強できないので、この前日の時間が最後だと思っておいてください。私はそう考えたうえで、前日は5科目万遍なく勉強しました。

具体的に何をしたかというと、
・国語→各大問1年分(以前解いたことのある問題の解き直し)
・数学→1週間前に予備校で解いた問題(過去問1年分に相当)の解き直し
・日本史→前々日までにやり残していた過去問の要点チェック
・世界史→文化史と苦手なポイントのチェック
・英語→リスニングと要約問題1題、段落補充問題1題、総合問題(大問5)1題
というようなかんじです。

これはあくまでも例に過ぎないので、自分が何をしておきたいかは前々日までにしっかりと考えておきましょう
何をしていいかさっぱりわからないという人は学校の先生などにアドバイスをしてもらうと良いと思います。私も各科目の先生に前日に何をしておくと良いかアドバイスをいただきました。

④準備

試験本番での忘れ物は精神的に悪影響をきたします。忘れ物を絶対にしないよう、前日のうちに準備を済ませておきましょう。
東大の場合は英語の試験で一部マークシートを使用するため、鉛筆が必須です。
それに腕時計と受験票(顔写真を貼っているかもチェック)も重要です。私は試験2日目の朝にホテルを出たあと腕時計を忘れていることに気づき、大慌てで取りに戻りました。そのようなことがないようにしましょう。

⑤気分転換

前日にもなると一日中緊張続きでかなり疲れます。緊張を少しでも和らげるために適宜気分転換をしてください
私は勉強の合間に好きなお菓子(博多通りもん)を食べたり音楽を聴いたりしていました。食事も自分が食べたいものを(食べ過ぎには気をつけて)食べると良いと思います。
また、浪人時は通っていた予備校のサイトに先生方からの激励メッセージが掲載されていたので、それを読んで自分を勇気づけていました。

⑥睡眠

なかなか寝付けないかもしれませんが、早めに寝て翌日に備えましょう。横になっているだけでもある程度疲労回復になります。私はラジオを聴きながら寝ました。

当日

①朝食

朝食をとらないと頭が働きません。地方勢はホテルで朝食をとることになりますが、朝食会場に行くと受験生だらけでいきなり緊張させられます。
他の受験生がみんな優秀そうに見えますが、自分も他人からはそう見えていると考え、過度に緊張しないようにしましょう。

②準備

再度持っていくものの確認をしましょう。繰り返しますが、忘れ物は精神的に大ダメージとなりかねません。

③試験会場へ移動

開場時間には試験会場に着くことを目標にして移動した方が良いと思います。そうすることで試験教室の雰囲気に慣れる時間も増えますし、トイレの位置などを改めて確認することができます。
余った時間は最終チェックに使いましょう。私は緊張を少しでもほぐそうとしてずっと音楽を聴いていました。

④休み時間

トイレに行くことと水分を摂っておくことは必ずしておきましょう。それ以外は自分がしたいことをすれば良いと思います。
私は基本的に最終チェックに費やしましたが、会場内を散歩するなど気分転換をするのも良いでしょう。
教室内では大声で答え合わせをする人たちがいる場合がありますが、そのような会話は聞かないように気をつけてください。
なお、試験開始30分前には試験監督が入って来て参考書などを全てしまうように指示されます。それから解答開始までかなり長く感じますが、目をつぶって精神統一をしたり、試験監督を観察したりすると良いと思います。試験監督を観察しているといろいろ面白かったです。

⑤試験終了後

1日の日程が終わると、混雑を避けるために試験教室ごとに放送で退出指示があります。指示があるまでは帰宅できないので、1日目の試験終了後は翌日の科目の勉強ができるように何か教材を持って行っておいた方が良いです。2日目の試験後も同様に指示があってからの退出となりますが、翌日に備える必要はないので本など時間をつぶすためのものを持って行くと良いでしょう。(スマホなどの通信機器は使用許可が出されるまで時間がかかります。)
なお、地方勢の中には試験終了後すぐに家に帰る人も多いと思います。場合によっては退出指示までかなり時間がかかりますが、恐らく試験監督が当日中に帰る人には配慮してくれると思うので、飛行機や電車の時間が近づいてきたら遠慮なく挙手して試験監督に知らせましょう。その際、電車や飛行機のチケットを証拠として提示するよう求められる場合があるので準備しておきましょう。

かなり長くなりましたが、ここまで二次試験前日・当日をどう過ごすかについて書かせていただきました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
内容については当たり前のことだと思う方もいらっしゃるとは思いますが、試験前は緊張のために大事なことを忘れがちなので念押しの意味で書いています。
コロナ禍での受験で不安は多いと思いますが、しっかりと準備を整えて本番で自分の力を最大限発揮できるよう頑張ってください。影ながら応援しています。


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