2022/08/26 東京農業大学第二高等学校 出張セミナー

地方高校生に、追い風を

企画概要

2022年8月26日、群馬県の東京農業大学第二高等学校の生徒様27名を対象に、出張セミナーを実施いたしました。  

今回のセミナーでは、「もう1人じゃない」というコンセプトのもと、生徒様と交流いたしました。現役志向が強く、東京大学などの難関大学に挑戦する仲間が少なく悩む生徒様に、東大生も同じように悩んだのだと自身の経験を伝えました。

以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

セミナーの流れ

本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

14:00-14:10 オープニング
14:10-14:50 ワークショップ Part 1
15:00-15:40 パネルディスカッション
15:50-16:30 ワークショップ Part 2
16:30-17:20 個別相談会
17:20-17:30 クロージング

ワークショップ Part 1 

「ワークショップ Part 1 」では、受験勉強に関するいくつかのテーマについて、少人数の班に分かれてディスカッションを行いました。企画後アンケートでは「ある問題に対してさまざまな解決策が出て考え方が広まった」などの回答をいただき、参加した生徒様にとって、今後の学習の中で活かせるような様々な知見をお伝えできたのではないかと思います。

パネルディスカッション 

東大生によるパネルディスカッション

「パネルディスカッション」では、大学生3名が、高校生時代の勉強ロードマップを紹介しました。企画後アンケートでは、「高校の学年を追って話してくれることがよかった」などの回答をいただきました。東大生の高校生時代の勉強について伝えることで、生徒様も自分が受験するまでの歩み方についてイメージを持つことができたと考えております。

ワークショップ Part 2 

「ワークショップ Part 2」では,Part 1 と同じ少人数の班で、高校3年生までの勉強ロードマップを作成しました.東大生へのアンケートに基づいて事前作成したモデルを参考に、これからの学習の道のりをイメージして活動していただきました。

企画後アンケートでは、「具体的な目標や課題を立てることで受験への現実味が増した」との回答をいただきました。難関大受験を現実的な選択肢として検討するための第一歩を提供できたと考えております。

個別相談会 

ワークショップPart 2終了後、前半はワークショップと同じ班で、後半は班を組み替えて個別相談会を行いました。後半の班分けについても高校生の志望や大学生の属性を考慮し、対面企画の利点を活かしてひとりひとりに寄り添うことを目指しました。企画後アンケートでは、「普段あまり話す機会のない大学生と話ができて、大学についていろいろと質問できた」との回答をいただきました。大学を身近に感じ、そのイメージを具体的に掴むきっかけとなる時間になったと考えております。

まとめ

今回のセミナーでは、対面の出張ということもあり、高校生と大学生同士の積極的な交流を図ることができました。企画後アンケートでは、「大学生と話す機会もなかなかない中で、このような企画に参加できてすごく良かったです」 や「合格目指して頑張ります!」 という声をいただきました。

このセミナーを通して、生徒様には東大生の話を聞いていただき、受験までの計画を共に考えていただきました。生徒の皆様がこの経験を利用して、勇気を持って挑戦できることを心から期待しております。

企画の様子は東京農業大学第二高校のHPでも紹介されています。