2022/12/04 八戸高等学校・八戸北高等学校 出張セミナー

地方高校生に、追い風を

4年生のプレゼンテーションの様子

企画概要

2022年12月4日、青森県立八戸高等学校・青森県立八戸北高等学校の生徒様を対象に、出張・オンラインのハイブリッド形式でのセミナーを実施いたしました。  

今回のセミナーでは「選択肢としての東大を知る」というコンセプトのもと、生徒様に東大の魅力を紹介し、進路選択や大学生活について大学生と一緒に考えていただきました。

東大について詳しく知ることで東大を選択肢のひとつとして捉え、志望したいと感じていただくことを最終的な目標といたしました。

以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

セミナーの流れ

本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

10:00〜10:10 オープニング 
10:10〜10:50 パネルディスカッション「東大生の受験体験記」
11:00〜12:10 プレゼンテーション「東大生の生活と就職や将来」
12:10〜13:20 昼食
13:20〜13:50 アイスブレイク「マシュマロチャレンジ!」
14:00〜15:20 ワークショップ「Let’s choose! 〜東大生をつまみ食い〜」
15:30〜16:10 個別相談会
16:20〜16:30 クロージング

パネルディスカッション「東大生の受験体験記 」

東大受験の実態について知ることで、東大を志望したいと思っていただくことを目標に、都会出身者2人・地方出身者2人がオンラインでのパネルディスカッションを行いました。

それぞれの大学生が、自身の志望動機や勉強法、モチベーションの保ち方などについて話し、地方受験生と都会の受験生との共通点や違いを共有しました。

生徒様からは「今の自分にはない視点から話を聞くことができた」「学校によって違いがあることが分かってよかった」などといった声をいただきました。東大をより身近に感じていただくきっかけとなりましたら幸いです。

パネルディスカッションの様子

プレゼンテーション「東大生の生活と就職や将来」

東大に興味を持ち、進路についてより深く考えていただくことを目標に、前半と後半に分かれ、計3人の大学生が東大入学後の過ごし方についてのプレゼンテーションを行いました。

前半は2年生と3年生が1人ずつ大学1〜2年生の生活や進学選択制度について、後半は4年生が卒業後の就職や将来について話しました。

生徒様からは「進学選択制度の魅力が分かった」「東大への興味が湧いた」などといった声をいただきました。東大の魅力が伝わっていましたら幸いです。

2年生のプレゼンテーションの様子

ノート展示

大学生が高校時代に使っていたノートを集め、自由に見ることができるよう展示しました。昼食休憩中、たくさんの生徒様に見ていただくことができました。

授業や模試の復習など、今後の勉強の参考となりましたら幸いです。

ノート展示の様子

アイスブレイク「マシュマロチャレンジ!」 

大学生・高校生混合の班で活動を行うにあたり、班のメンバーとの仲を深めることを目標として行いました。パスタ・テープ・紐を用いてタワーを作ってその上にマシュマロを乗せ、班対抗でその高さを競いました。

高校生も大学生も積極的にアイデアを出し合い、協力してタワーを制作していました。ワークショップに向けて、メンバーと打ち解けることができていたように思います。

ワークショップ「Let’s choose! 〜東大生をつまみ食い〜」

東大で学べる面白いこと」に出会い、東大を志望する動機としていただくことを目標に、班に分かれてワークショプを行いました。東大生が履修科目を選ぶために実際に利用するシラバスを見て、面白そうだと感じた授業を5つ選んでいただきました。

生徒様からは「実際に授業を受けてみたくなった」「関心がなかった分野の科目にも興味が持てるものがあった」などといった声をいただきました。大学受験に向けた勉強のモチベーションとなれば幸いです。

ワークショップの様子

個別相談会 

生徒様に疑問点やアドバイスが欲しい点等について質問していただき、大学生が自身の体験談を交えながら回答しました。

生徒様からは「東大生のリアルな視点からの回答が参考になった」「素朴な疑問を気兼ねなく質問できた」などと言った声をいただきました。大学生との交流を通して生徒様の勉強や進路選択に対する考え方がより明確になっていましたら幸いです。

まとめ

今回のセミナーでは、東大の制度や受験、実際の大学生活など、東大に関する幅広い情報をお伝えしました。生徒様が積極的に大学生に質問し、疑問や不安を解決しようとする姿勢が印象的でした。

このセミナーが生徒様の今後に向けたモチベーションとなることを願っております。

企画の様子は、デーリー東北新聞でも紹介されています。