企画概要
※今回のツアーは基本的にオンラインで実施し、大学生数名が高校へ出向くハイブリッド形式で行いました。
2023年9月16日、長崎県立諫早、長崎東、長崎西、佐世保北、佐世保西、大村、島原、五島、壱岐高等学校、精道三川台高等学校、長崎日本大学高等学校の生徒様81名を対象に、出張セミナーを実施いたしました。
今回のツアーでは、「可能性を知り、信じる」というコンセプトのもと、地方から難関大学への進学に現実味を持っていただくことを通じ、最終的には、広い視野を持った進路選択を行っていただくことを目標としました。
以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
セミナーの流れ
本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
13:00〜13:10 オープニング
13:20〜14:10 パネルディスカッション
14:30〜15:30 ワークショップ
15:50〜16:00 クロージング
16:00〜17:00 個別相談会
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、参加してくださる生徒様の進路選択への不安を少しでも解消することを目指し、4名の大学生が「高校での進路選択の経験と現在の大学での学び」というテーマで現地で発表を行いました。
生徒様からは、「現役東大生のリアルな大学生活についてお話をしていただき、とても参考になった」「一人一人違う視点で同じお題に答えていて多様な生徒で溢れていることを感じた」という感想をいただきました。
ワークショップ
ワークショップでは、生徒様数名と大学生1名がグループになって、生徒様が持つ悩みの解決策を一緒に考えました。
他校の生徒様同士でグループを組み、他の高校の生徒様と悩みや意見を交換してもらうことを大切にしました。
生徒様からは、「高校生複数人で参加することで自分では思いつかなかった良い質問の回答を聞くことができた」「グループ内で共有しあって様々な考えを知ることができたし、実際に東大生にもアドバイスがもらえたのでよかった」という感想をいただきました。
個別相談会
生徒様と大学生で少人数のグループを作り個別相談を実施いたしました。勉強の悩みや大学での学びを中心としたさまざまな話ができ、とても盛り上がっていました。
生徒様からは、「自分の悩みに寄り添った答えを頂けた」「本音をうちあけることができとても有意義な時間だった」という感想をいただきました。
まとめ
今回のセミナーでは 、地方からの難関大学への進学に現実味を持っていただくことを目的として、大学生を身近に感じていただけるようなコンテンツを実施しました。
企画全体を通して、生徒様からは、「以前より東大を身近に感じることができた。自分のような地方に住む人でも目指して良い大学なのだと励みになった」「勉強に対するモチベが上がった」といった声をいただきました。
このセミナーが、より広い視野を持った進路選択のきっかけとなれば幸いです。