2022/12/03 弘前高等学校 東大ツアー

地方高校生に、追い風を

企画概要

2022年12月3日、青森県立弘前高等学校の生徒様24名(内1学年16名、2学年8名)を対象に、東大ツアーを実施いたしました。  

今回のツアーでは、「なりたい自分が、東大にいる」というコンセプトのもと、情報の少ない地方では見えづらい

「東大生はどんな生活を送っているのか」「東大生の考える東大の魅力とは何か」
「東大生は高校の時どのように勉強をしてきたのか」「キャンパスはどんな雰囲気なのか」といった疑問に答えるコンテンツをご用意しました。

そしてこれらを通じて東大に対する解像度を上げ、大学受験へのモチベーションを高めていただくことを目標としました。

以下では、ツアーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

ツアーの流れ

本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

09:20〜09:30 (10min) オープニング
09:30〜10:10 (40min) 座談会
10:10〜10:20 (10min) 休憩
10:20〜11:00 (40min) ワークショップ
11:00〜11:10 (10min) 休憩
11:10〜11:50 (40min) プレゼンテーション
11:50〜12:20 (30min) 移動
12:20~12:30  (10min) 安田講堂の紹介+記念撮影
12:30~13:30  (60min) 昼食・お土産購入
13:30~14:50  (80min) キャンパス見学
14:50~15:00  (10min) クロージング

東大生の生活について知ろう(座談会)

座談会では、東大生に親近感を持ってもらうことを目的として、少人数のグループに分かれて大学生が生徒様に自身の大学生活に関する話をし、その後生徒様からのご質問にお答えしました。

アンケートでは、「大学生と気軽に話すことができた」「文理問わずいろいろな視点から話を聞くことができた」といった感想をいただきました。

生徒様にとって有意義な時間となっていましたら幸いです。

東大の魅力を知ろう(ワークショップ )

ワークショップでは、東大の魅力を探し出すことを目的に、生徒様が大学生にインタビューをする時間を設けました。生徒様が知りたい情報を主体的に聞くことができ、有意義な時間となりました。

アンケートでは「ネットで調べても分からないことを聞けた」「東大に魅力を感じた」といった声をいただくことができました。

短い時間ではありましたが、今後生徒様が東大を目指すきっかけのひとつにしていただければ嬉しい限りです。

学習方法を知ろう(プレゼンテーション)

プレゼンテーションでは、大学生が自らの高校時代の過ごし方についてプレゼンテーションを行いました。難関大学を目指しながら高校生活を送る生徒様に、毎日の過ごし方のモデルを提示することができたと思います。

アンケートでは「実際に東大に入った勉強スタイルであるだけにとても説得力があり、自分に今足りないことをしっかりと知ることができた」「生活リズムについてなど、勉強だけでないものを知れたのがよかった」等の声をいただきました。

生徒様が学校生活を送るにあたり、参考にしていただければ幸いです。

キャンパスを巡ろう(キャンパス見学)

キャンパス見学では、生徒様に東大で学びたいという意識を持っていただくことを目的として本郷キャンパスの見学を行いました。歴史の趣が感じられる本郷キャンパスの雰囲気を生徒様に実際に体感していただけたと思います。

アンケートでは「間近でキャンパスを見ることができてテンションとモチベーションが上がった」「キャンパスの解説を聞きながらキャンパスを回れて楽しかった」等の声をいただきました。

まとめ

今回のツアーでは生徒様と大学生が直接話す機会が多かったため、生徒様には一方的に話を聞くだけでなく、積極的に質問する様子も見受けられました。普段は不足しがちな情報をたくさん吸収できたように思われます。

 参加した生徒様からは、「この企画を通じて東大を目指す意思が固まった」「東大について様々な情報を知ることができた」など、前向きな声を多数いただくことができました。

本企画の目標が達成できたと言えるのではないでしょうか。

このツアーを通して、参加された生徒様が東大に対する思いを確かにし、受験に向かうモチベーションを高めていただけたのであれば、このツアーを企画した我々にとっても嬉しい限りです。

活動の様子は、弘前高校のHPでも紹介されています。