2016年11月3日木曜日、青森高校にて青森高校と弘前高校の高校生60名を対象に東大生出張セミナーが行われました。
・ワークショップ①
班ごとに分かれ、青森高校、弘前高校の生徒にそれぞれの高校の良いところと悪いところの両方を書き出してもらい、班内で共有しました。また、その後高校生に自分たちの力で両校の共通点と差異を見出してもらい、さらに全員の前で発表してもらいました。ワークショップが始まる前は同じ高校の生徒とのみ話していた生徒たちもワークショップで共に作業を行ううちに違う高校の生徒とも楽しく話せるようになっていました。
・小プレゼンテーション
7人の東大生が同時に「東大の魅力」に関するプレゼンテーションを行いました。ごく普通の大学生としての1日から東大でしかできない勉強まで様々な内容のプレゼンテーションに生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
・大プレゼンテーション①
都会の進学校出身の東大生が都会の高校生の内実についてプレゼンテーションを行いました。青森高校、弘前高校の生徒たちは都会生の生活に衝撃を受けていたようです。生徒たちには地元を超えて全国の「ライバル」に対する意識を高めてもらえたと思います。
・大プレゼンテーション②
地方公立高校出身の東大生が高校1年生から東大合格までを振り返り、「地方高校生であればどんなことが障壁となるか?そしてそんな壁に対してどうしていたか?」ということを軸にプレゼンテーションを行いました。生徒たちは皆熱心にメモを取りながら聞いていました。
・ワークショップ②
これまでの2つのプレゼンテーションを踏まえ、2校の生徒に「1年後、東大志望で勉強を続けている」と仮定したうえでそれまでにぶつかるであろう壁と具体的な解決法を考えてもらいました。生徒たちは皆真剣に解決法をたくさん書き出していました。ワークショップの後半には「今日から、明日から絶対にやること」を宣言してもらい、また、高校生同士でその宣言に対してコメントを書きあってもらいました。これから勉強を続けていく上でのモチベーションの向上につながったと思います。
・個別相談会
8人の東大生が相談員として20分3セットの個別相談会を行いました。青森高校、弘前高校の生徒たちは企画前から抱えていた悩み、また1日の中で生まれた疑問などを積極的に相談・質問していました。この個別相談会で少しでも生徒たちの不安や悩みを解消できたならば幸いです。