2022/12/17 埼玉県立所沢北高等学校 東大ツアー

地方高校生に、追い風を

企画概要

2022年12月17日、埼玉県立所沢北高等学校の生徒様31名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。  

今回のツアーでは、「人生のバラダイムシフト 〜新しい価値観との出会い〜」というコンセプトのもと、生徒様に普段の生活では見つけることのできない新しい見方を、大学生との交流を通して1つでも見つけてもらう、ということを目標としました。
具体的には、

  1. 実際に大学に通っている大学生」というフィルターを通して、大学というのがどのようなものか知る
  2. 実際に東大に合格した東大生」の成功体験を刺激として、今後の自分の進路について考える

という2つの目標をもとに企画をに取り組みました。

以下では、ツアー内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

ツアーの流れ

本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

10:00~10:10 オープニング

グループ1
10:15~11:25 キャンパス見学
11:25~12:35 昼食
12:35~13:45 アイスブレイク・個別相談

グループ2
10:15~11:25 アイスブレイク・個別相談
11:25~12:35 キャンパス見学
12:35~13:45 昼食

グループ3
10:15~11:25 キャンパス見学
11:25~12:35 アイスブレイク・個別相談
12:35~13:45 昼食

14:00~15:00 高校生研究室見学
15:30~16:30 ワークショップ
16:30~16:40 クロージング

キャンパス見学 

総合図書館前の広場を見学している様子

本郷キャンパスの有名な場所を、大学生と生徒様が話しながら歩くという企画です。キャンパスを歩くことによって大学生活のイメージを具現化してもらったり、大学生と話すことによって親近感を持ってもらったりすることを目的としました。

企画後アンケートでは、キャンパス内の建物の歴史や豆知識などを教えてもらえて、とても面白かった」「東大生の説明を聞きながら見学できるのが良かったという声をいただきました。

アイスブレイク 

アイスブレイクでクイズに取り組んでいる様子

大学生活に関する4つのテーマ(「部活・サークル」「授業・課題」「イベント・娯楽」「大学生の一日」)について、プレゼン・大学生による座談会・クイズを行うという企画です。大学生を身近に感じ、大学生活についてイメージしてもらうことを目的としました。

企画後アンケートでは、大学生活について、授業や生活など学生のリアルな情報を、今大学生である方たちから聞けたのが良かった」「大学生の生活や東大の実態を分かりやすく、面白く知ることができたという声をいただきました。

ワークショップ  

ワークショップの様子

事前に興味分野や将来の夢についてお聞きし、その興味にそった進路はどのようなものがあるか、そして現状と目標の差を今後どのように埋めていくかというのを大学生と共に考えるという企画です。将来の夢を見据えた大学選択をしてもらうことと共に、旧帝大のハードルを下げることを目的としました。

企画後アンケートでは、進路について以前よりも明確な目標を持つことが出来た」「真剣にこれからの進路について東大生の貴重な意見も交えて話し合えたことは大きな自信に繋がった」「受験勉強について本格的に考えるきっかけになったという声をいただきました。

個別相談 

個別相談の様子

大学生に何でも相談するという企画です。

企画後アンケートでは、どのように勉強すれば良いかなど参考になるところが多々あった」「他の人の質問も聞けて、自分の中でも参考になったので良かったという声をいただきました。

まとめ

今回のツアーでは生徒様と大学生が親しく話している様子が多く見られました。その過程で、大学生に対して親近感をもつと共に大学生活をよりイメージしていただけたのではないかと思います。また、ワークショップなどを通じて進路について真剣に考える機会になったのではないかと思います。  全体を通して、大学進学に向けて具体的に考えることができたので、すごく有意義な時間を過ごせた」「どの企画もとても楽しめて、自分の意欲も上がってこれからの生活にとても助けになったとの声をいただきました。この企画がみなさんにとって、将来を考えるきっかけの一つになっていると嬉しく思います。

このツアーを通して、参加してくださった生徒様が何か1つでもいいなと思うものを持って帰ってくれたら、そしてそれを今後の人生の「推進力」としてもらえたら、生徒様への企画として十分に意義のあったものといえるでしょう。

活動の様子は、所沢北高校のHPでも紹介されています。