8/6(火) 山口県下関西高等学校の高校2年生17名の生徒様を対象に、東大ツアーを実施しました。
「東大生を知り、己を知れば百戦危うからず」というコンセプトのもとに、生徒様が実際の東大生の生活や地方から東大に進学した東大生の体験談を聞いた上で、自分の興味・関心に基づいて擬似的な進路決定とその進路に向けてのスケジュール設計を行いました。
以下では実施した3つのコンテンツについて生徒様の様子などを報告させていただきます。
パネルディスカッション:東大生ってどんな人?
1. メディア等による偏ったイメージとは違う、実際の東大生の様子を知ってもらう
2. 挑戦してリスクを取ることの利点を知ってもらう
この2つのメインテーマをもとにパネルディスカッションを行いました。笑いを交えながらも真面目な話もできました。生徒様も、メモを取りながら、真剣に話を聞いてくれました。少しでも意識に変化があればいいなと思います。
ワークショップ:Self-Discovery
本コンテンツでは、生徒様に興味・関心と大学に求める条件から進みたい進路を考えてもらいました。自分を見つめ直すことで、新たな進路の開拓や志望理由の詳細化を目指しました。実際に進路探しをしてみて新たな気づきを得た生徒様も多かったようです。今回の実践が今後進路に迷った際などに活きるものとなれば幸いです。
ワークショップ:未来の自分を考えよう
生徒様数人で班になり、自分の現状を振り返りながら、一つ前のワークショップで決めた自分の志望校に合格するためのプランを東大生と一緒に考えました。ペアで自分の目標と計画について発表してもらう時には生徒様が自信を持って話している様子が見られました。生徒様にはこのワークショップを今後の進路決定や将来の夢の実現のために活かして欲しいです。
これら3つのコンテンツを通じ、初めは進路についてはほとんど決まっておらず、漠然と地元に進学するのだろうと思っていた生徒様も、自分自身の興味・関心を見つめ直し、擬似的ではありますが進学したいと思える進路先を見つけることができていました。また、合格に向けてスケジュールを立てる中で、明日からやるべきことについても言語化することができていました。
このツアーが下関西高校の生徒様の大学合格、ひいては今後の人生における笑顔と結果につながることを願ってやみません。