2019/08/22 豊田西高等学校 東大ツアー

地方高校生に、追い風を

2019年8月22日(木)に愛知県立豊田西高等学校の高校1・2年生21名の生徒様を対象に、駒場キャンパスにて東大ツアーを行いました。
今回のツアーでは、「東大生との交流を通じて東大のことを身近に感じてみよう」という目標のもと、大学生と一緒に大学生活や現状の不安について考えるコンテンツを実施しました。
以下では当日に実施したコンテンツについてご紹介いたします。


1年生対象 パネルディスカッション

1年生向けパネルディスカッションでは、バイト・サークル・一人暮らしといった「一般的な大学生活」と、東大生の実際の時間割や授業という「東大での生活」という2つの主な話題について、パネラーの大学生のリアルな声を高校生に届けました。高校生が中々想像しづらい大学生像を、少しでも具体的に、そして等身大の姿で見せることが出来たと思います。

1年生対象パネルディスカッションの様子

1年生対象 ワークショップ

「明日からできること」と題したワークショップを行い、実際に明日からコツコツ継続できる勉強計画を立ててもらいました。どのような勉強が自分に必要なのかを真剣に考え、1人1人自分に合った勉強計画を立ててくれました。まだ1年生なのに、すでに自分の苦手や悩みを自分で分析しようとする姿を見て、私たちが高校生の時とは何か違うものを感じました。


1年生対象 昼食&個別相談会

高校生と大学生で一緒に学食で昼食を取りました。普段行くことのない学食での昼食は大学の雰囲気をリアルに感じることができたのではないでしょうか。
その後、個別相談会と称し、高校生が日頃から抱えている悩みや疑問について、大学生と一対一でお話をしました。高校1年生の夏という比較的早い時期にも関わらず、受験や大学生活に対して関心を持つ高校生が多く、実りある相談会になりました。今後の進路決めや受験勉強の糧となってくれたら嬉しいです。

1年生対象個別相談会の様子

2年生対象 パネルディスカッション

2年生向けのパネルディスカッションでは、大学生が志望理由やサークル、一人暮らし、時間割について話すことで、現役東大生の高校生の頃の姿と現在の姿を示しました。現在の自分の状況と比較したり、普段想像できない大学生の実像にふれたりすることで、少しは「東大生」というものを身近に感じられるようになったのではないでしょうか。


2年生対象 ワークショップ

受験にまつわる様々な課題にぶつかった際に、それを解決する方法を学んでもらうことを目的として、練習として実際に今抱えている悩みをロジックツリーなどを使用しながら解決していきました。いきなりやってみるにはなかなか難易度の高い内容だと思いますが、高校生のみなさんからも様々な意見が出ており、非常に活発な話し合いが行われていました。

2年生対象ワークショップの様子

2年生対象 昼食&個別相談会

受験生活や進路、大学生活についての悩みや疑問を、高校生と大学生が一対一で話し合いました。一対一形式ということもあり、高校生が普段から抱いている疑問を余すことなく相談できたと思います。これからの受験生活に役立てれば幸いです。
また、個別相談会の後には、高校生と大学生が一緒に昼食を取りました。とても楽しげな雰囲気の昼食会でした。


今回のツアーでは、生徒のみなさんが積極的に新しい情報を得ようとしたり、自分が抱えている不安に向き合おうとしたりする姿がとても印象的でした。熱心にメモを取ったり、大学生と楽しそうに話している姿を見て、本当にこの企画の作成・実施に携われてよかったと心から思いました。
当ツアーが生徒のみなさんの進路選択や大学受験にとってほんの少しでも力となれれば幸いです。