当企画では「東大が『肌に合う』かを考えた上で『東大志望』という可能性を検討してもらい、その経験を自身の進路選択に役立ててもらう。」というコンセプトを設定し、生徒様に東京大学を切り口として自身の進路選択について考えていただく場といたしました。
<ワークショップ①>
高校生の皆さんに現時点での志望校や大学生活のイメージ、将来の夢を書き出してもらった上で、理想の大学の条件について考えてもらいました。
高校一年生の方もおり、大学についての理想を持つのは難しいのではないかと思っていましたが、予想に反して立地や学べる学問など、一人一人が大学生との交流を楽しみつつ多種多様な条件を挙げていた姿がとても印象的でした。
<パネルディスカッション①>
東大生4人で東京大学の特徴である前期教養学部や進学選択制度について話しました。これらの概要を図を用いて説明したり、良い点も悪い点も含めて東大生の実感を伝えたりしており、とても内容の濃いものとなりました。
アンケートでも「1日中見ていたいくらいでした!!!」という声がよせられています。今後生徒様が、大学で行われている教育も視野に入れながら進路選択をしてくだされば幸いです。
<パネルディスカッション②>
東大生4人が、「日常生活」と「東大生と普通の人との比較」という2つのテーマで話しました。
楽しく体験談を交えながら、それぞれが考える「東大生の実態」を伝えました。企画の中で印象に残った生徒様も多かったようです。
メディアが映している東大生の一側面以外にも目を向けてもらえるきっかけとなることを願っています。
<自主ゼミ>
大学で学べる授業の例として認知脳科学、法学それぞれについて大学生が模擬授業を行いました。
大学で扱う、より専門性の高い内容ではありましたが、今回の模擬授業で扱った分野に興味を持ってくれるようになった生徒様の様子も企画中見受けられました。
志望大学に入学する、という目標だけでなく、志望大学に入って何を学ぶのか、という夢にまで高校生の皆さんの大学に対するイメージを膨らませるお手伝いができたのではないかと思います。