2016年9月8日(木)東京大学駒場リサーチキャンパスにて、宮城県仙台第二高等学校の生徒を対象に東大ツアーを行いました。ツアーでは以下のコンテンツを実施しました。
・ワークショップその1
大学生1人と高校生3~4人で班を作り、高校生のみなさんに、自分の志望する大学やその志望理由を意識化してもらうためのワークショップを行いました。同時に、合格のために今何ができているか、そして現時点での受験に対しての不安要素は何か、を挙げてもらいました。
普段はあまり話題にすることのない進路のことについて、他の人の考えを聞き、共有できる時間になりました。
・プレゼンテーション
大学生3人がプレゼンテーションをしました。高校生には、3つのうち2つのプレゼンを選んで、聞いてもらいました。
3つのプレゼンのテーマはそれぞれ、『不合格体験記』、『理系の進路選択~進路が大方決まっている人のケース~』、『進路がなかなか決まらなかった人のケース』です。どのプレゼンも、プレゼンターの実体験や、感じたことが強くにじみ出ているものでした。高校生のみなさんは、どのプレゼンも興味深く聴いていました。
・個別相談会
再び初めの班に戻り、個別相談会を行いました。
大学での授業や、東京での暮らしに関する質問がありました。直前に行ったプレゼンを受けての質問もあり、プレゼンターと高校生がお話しする場面もありました。高校生のみなさんは、東大生のいろいろな側面を見ることができたと思います。
・ワークショップその2
再び班でワークショップを行い、改めて志望校、志望理由を書いてもらいまいた。また、志望校に入るために今からしていくべきことを書いてもらい、班員の前で宣言してもらいました。
ここまでのコンテンツを参考にして書いてもらった内容を高校生同士で確かめ合ってもらいました。
午前中の短い時間で、また、台風の影響で少々慌ただしい状況の中ではありましたが、今回のツアーは高校生のみなさんにとっては、自分の進路について考えるきっかけになってくれたと思います。ツアーで東大生と過ごした時間が、少しでも、高校生のみなさんの進路実現へのモチベーションになってくれたらと思います。