2018年10月18日(木)、富山県立富山南高等学校2年生の生徒さま37名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
この企画は、「東大の『学問』について具体的に知り、今の『勉強』の意味を見つめる」をコンセプトに、生徒さまに大学と高校の学習内容の繋がりや差異を知ってもらうことを目指して実施いたしました。
キャンパス見学
ツアーの最初は、本郷キャンパスにてキャンパス見学を実施しました。生徒さまの文理別の班に大学生がつき、建物の説明だけでなく、そこでどのようなことを学ぶのかや、日々の学校生活、東大の豆知識などについてお話ししました。安田講堂の前では記念写真を撮影する生徒さまが多く、東大を感じてもらえたのではないかと思います。お昼は中央食堂・メトロ食堂で班ごとに学食を食べ、大学生と生徒さまの交流が深まりました。その後購買にてお土産を買う班などもあり、楽しいキャンパス見学となりました。
学問紹介
キャンパス見学の次に「大学での学問と高校での勉強にどのような差があるのかを理解する」を目的として、現役大学生による学問紹介プレゼンテーションと大学生が作成した学問紹介のパネル展示を見学しました。
現役大学生が今学んでいる生物学、経済学や英文学、文化人類学に触れることを通し、学問に対する理解を深めることができたと思います。
「これまで高校と大学の勉強は全く違うと思っていたが、つながる部分もかなり多かった。大学で学びたいことをより充実させるために、今の勉強をもっと頑張りたい。」という声もあり、生徒さまの意欲向上につながったと考えております。
個別相談会
生徒さまが抱く疑問に、大学生がお答えする個別相談会を行いました。生徒さまからの質問は勉強面から生活面、東京での生活についてなど多岐に渡りましたが、大学生の回答に皆さま真剣な顔つきで聞き入っていました。大学生との交流を通して、生徒さまにはこれまで感じていた疑問や不安が解消いただけたと思います。時に笑顔も見られる、充実した相談会でした。