2015/12/06 安城東高等学校 東大生地方出張セミナー

地方高校生に、追い風を

 2015年12月6日(日)の午前10時から午後5時にかけて愛知県立安城東高等学校にて、同高校の1,2年生36名を対象に東大生地方出張セミナーを行いました。この企画では、高校生を少人数の班に分け、大学生一人が一つの班を担当する形となりグループでの活動をしました。内容としては、プレゼンテーション、座談会、ワークショップ、個別相談会などが行われ、高校生達は真剣に取り組んでくれました。

☆オープニング
企画の最初に、この企画の責任者によるプレゼンテーションが行われ、企画の導入となりました。安城東の生徒さんにより上の目標を目指してほしい、と言う意味での「安東生、BE AMBITIOUS.」というフレーズや、上を目指すために必要な力である「主体性」に関する話に、生徒のみなさんは真剣な眼差しを向けてくれました。

☆プレゼンテーション
最初のコンテンツであるプレゼンテーションでは、「それぞれの主体性を覚醒させる」をテーマに、大学生が高校時代の自らの主体性の経験を語りました。生徒のみなさんは、一人ひとりのプレゼンターの話に耳を傾け、その後の感想発表でも積極的な発言をしてくれました。

☆座談会
プレゼンテーションに続いて、今度は「生徒さんが自ら選んだ大学生に」話を聞く座談会が行われました。多くの大学生の「主体性」に関する話を間近で聞き、生徒のみなさんは「自らの主体性」へのイメージをよりふくらませることが出来たようでした。

☆昼食会・受験資料展示
昼休みには、班担当の大学生が生徒さんと食事を摂りました。昼食をともに食べる機会を通じて、より親睦を深められたようでした。また、同時進行で東大生の使っていた教材やノート、成績表などを展示する資料展示会も行われました。東大生のかつての姿を残す資料を見て、生徒のみなさんはより身近な形で衝撃を受けていたようでした。

 

☆ワークショップ
「主体性の覚醒」に続き、今度は「主体性の育成」を目的とした「考えるワークショップ」が行われました。自分が今持っている問題に対して、自分なりの解決策を考えるというプロセスは決して簡単ではありません。しかし、生徒のみなさんはそれを乗り越え、自分なりの目標へ向かう具体策を考えることができ、主体性を着実に育んでくれました。

☆個別相談会
最後のコンテンツとして、大学生に対して疑問をぶつける個別相談会が行われました。生徒のみなさんは、班の大学生や自分で選んだ大学生のもとに赴き、鋭くそれぞれ個性的な質問を投げかけてくれました。

☆クロージング
企画のエンディングとして、再び責任者によるプレゼンテーションが行われました。「主体性を持つことで、学年の軸として学校全体をも変えられる」というメッセージは、高い意識を持っている安城東の生徒さんたちに強く響いたようで、「安東生、BE AMBITIOUS.」が確かなものになったと思える表情でした。
安城東の生徒の皆さんは、総じて意識を高く持ち、今の自分を更に成長させようとする姿勢がありありと見えていました。今回のセミナーを通して、生徒の皆さんが「自分の主体性」を獲得し成長させ、そして意識を現実の成果とすることを願ってやみません。