2015年11月7日、青森県立青森高等学校にて1・2年生を対象に出張セミナーを行いました。「東大に合格したつもりで合格体験記を書いてみよう」というテーマのもと、プレゼンテーションやパネルディスカッションで東大生の話を聞きながら、一人一人が仮想の合格体験記を完成させてくれました。
〇オープニング、パネルディスカッション
まず最初のプレゼンで「受験には決まった必勝法はない」という話をしました。「東大合格への道は一本ではなく、様々なルートがあるということを感じてほしい」ということを伝えました。次に3人のメンバーがパネルディスカッションという形でそれぞれの高校1・2年生時代の過ごし方を話し、実際に多様な勉強スタイルがあることを知ってもらいました。メモをとりながら熱心に話を聞いている高校生の姿が印象的でした。
〇仮想合格体験記①
プレゼンによる導入の後、実際に合格体験記を書き始めました。これまでの自分を振り返り、困っていることなどを書き出してもらいました。次にそうした悩みをどうしたら解決できるか、東大生と相談しながら考えてもらいました。
〇昼食・ノート展示
お昼になると各グループの東大生と一緒に昼食をとりました。普段の高校生活についてなどフランクな会話のなか、楽しく食べていました。食べ終わると、別室に展示されている東大生が使っていたノートや模試の結果を見に行きました。実際に受験を乗り越えた資料に触れることができる貴重な体験になったのではないでしょうか。
〇仮想合格体験記②
昼食後はこれから受験当日までの合格体験記を書きました。まずパネルディスカッションで東大生が自分の受験期の悩み、当日のエピソードなどを話しました。これを受け、高校生にも受験期の自分を想像してもらい、合格体験記を完成させてもらいました。高校生全員が黙々と手を動かし、自分だけの物語を書き上げました。
今回作った体験記を道しるべとし、途中でうまくいかなくなったら書き直したりしながら、それぞれが東大合格という物語を完成させてほしいと思います。