2015年12月12日9:00~12:00に、東京大学本郷キャンパスにおいて、福岡県立東筑高等学校の1年生21人を対象に東大ツアーを行いました。 今回のツアーでは、3つの班に分かれて研究室見学・模擬授業、プレゼンテーション、個別相談会を行い、企画後にはメンバーと昼食を一緒に取る時間を設けました。
○研究室見学・模擬授業
今回のツアーの研究室授業・模擬授業では、工学系の研究室見学を加藤隆史先生に、医薬系を金井克光先生に、心理学系も模擬授業を松島公望先生にお願いして講義を行ってくださいました。先生方の熱いお話に高校生の皆さんも熱心に耳を傾けていました。高校とは一味違う大学での学びとはどういうものなのかを実際に肌で感じることのできる貴重な経験になったことと思います。
○プレゼンテーション
プレゼンテーションでは当団体のメンバー三人が「学問を追究する場としての東大」「周りの人から刺激を受けられる場としての東大の魅力」「自身の高校生時代の経験」という内容でプレゼンテーションを行いました。学問の身近さや東大で得られる多くの交流に加えて、東筑高校の皆さんにも環境・力は備わっているということをアピールしました。高校生の顔のほころぶ場面も見られた一方で、大学生のプレゼンに集中して聞いている様子は頼もしくも感じられました。
○個別相談会
個別相談会は5つのテーマを用意して、大学生活から高校時代の勉強法、部活との両立など幅広い質問にお答えしました。大学生に直に質問をぶつけられる機会ということで東筑高校生の皆さんはとても積極的で、メンバーたちも喜んで質問にお答えできました。
○昼食
企画後には中央食堂で高校生たちと一緒に昼食をとりました。大学生と和気あいあいとした雰囲気で食べた学食はいかがだったでしょうか。大学生らしさを少しでも感じてもらえれば、と思います。
今回のツアーでは高校生の皆さんに多くの東京大学の一面を感じてもらえたのではないかと思います。そして皆さんが進路に対して、両立に対して、大学に対して持っていた壁を少しでも取り払えたなら私たちメンバーとしてもうれしい限りです。このツアーを通して感じたもの・得たものをこれからの進路選択などで生かしてもらえれば、と思います。