2013年3月27日(水)、広島県ノートルダム清心高校の東大ツアーを実施しました。今回の東大ツアーの内容は、本郷キャンパス見学会、研究室見学及び模擬授業、そしてワークショップでした。
13時過ぎに東京大学本郷キャンパスに到着した30人の生徒さんは、まず4つの班に分かれ、東大の中央食堂で昼食をとりました。その後、各班に東大生が2~3人ついてキャンパス内を見学しました。キャンパス見学会中、生徒さんは建物ごとにガイドが行う説明を聞くだけでなく、一緒に歩く東大生に普段の大学生活の様子を聞いたりしており、移動中も東大生と交流ができたのではないかと感じました。
続いて農学部国際環境経済学研究室の川島博之先生と薬学部蛋白質代謝学教室の村田茂穂先生に協力していただき、研究室見学を行いました。その後移動し、情報学環所属の馬場章先生と大学院教育学研究科の村上祐介先生に実際の講義をしていただきました。理系の研究室の見学と文系の先生による模擬授業の両方を経験することで、より広い大学の学問を感じ取れてもらったのではないかと思います。
最後に1時間ほど東大について知ってもらうことを目的としたワークショップを行いました。学部について、授業について、特色ある制度についての3つの班に分かれ、資料を見たり東大生に質問したりしながら東大について調べてもらいました。実際に東大生の話を聞くことで、東大をより身近に感じてもらえたのではないかと思います。
今回の企画の経験が、ノートルダム清心の生徒さんが大学での学びや東大に興味を持つきっかけになり、今後の進路選択や勉強に少しでも役立てば嬉しいです。