避難所での勉強のやり方、過ごし方【メルマガ配信記事】

地方高校生に、追い風を

(この文章は、2024年1月3日にFairWindのメールマガジンで配信したものです。)

新年早々、大地震が北陸地方を中心に大きな被害をもたらし、被災地の方々は先行きの見通しがない不安でいっぱいだと思います。
特に受験生の方は1月13日、14日に控えた大学入学共通テストに向けて準備を進めてきたことでしょう。そんな中でこのような大地震が襲い、避難所での生活を強いられ、自分の受験や将来はどうなってしまうのかと、とても不安だと思います。
そんな被災地のみなさんにとって少しでも励みになることをしたい。そんな思いから、「地方高校生に、追い風を」という理念のもと活動してきた私たちFairWindにできることは何かをいろいろ考えました。
そして、受験生のみなさんに向けた応援メールマガジンを執筆することにしました。このメールマガジンが被災地にいるすべての受験生にとって、少しでも希望の光になれば幸いです。
避難先で勉強をしたいけど勉強机はないし、参考書も家に置いてきてしまって手元にない。でも大丈夫。諦めないでください。
私も受験生のときに実践していて、被災地の皆さんに今役立ててもらえるような勉強法や不安の克服方法を紹介します。

その一 友達と一緒に問題を出し合う

受験は一見すると孤独な戦いです。でも周りを見てみてください。そこには自分と一緒に頑張ってきた仲間、支えてくれた仲間がいます。こんな苦しいときだからこそ、今まで共に頑張り続けてきた仲間との友情、絆には何か特別光るものがあるはずです。
そんな友達と一問一答形式で問題を出し合ってみてください。たとえば英語なら「この英単語の意味は?」、世界史なら「この王朝はなんで滅亡したんだっけ?」などと聞いてみてはどうでしょうか。
自分とは違った観点で仲間が問題を出してくれて、自分では気づくことのできなかった弱点に気づくということもよくあります。
実際私は、受験期に友達とよく問題を出し合っていました。自分が重要だと思う問題と友達が重要だと思う問題を共有することで効率的に学習を進めることができますし、友達が答えられなかった問題を自分が解説してあげることで自分自身にとってもいい復習になります。

その二 悩み・不安は吐き出してみる

これまでどんなことにつまづいてきたのか、今自分はどんな悩みを抱えているのか、友達や家族のみんなに話してみてください。
受験期に不安になるのは当たり前。話してみることで実は友達も同じことで悩んでいることに気づくかもしれません。人は同じ経験をした人に出会うと、勇気をもらうことができます。その勇気が今後の励みになり、人は困難の中を突き進んでいくことができるのです。
そして家族の存在も大きいと思います。みなさんより人生経験のあるお父さんやお母さんはきっとこれまで数多くの困難を乗り越えてきたはずで、上手な対処方法をたくさん知っているはずです。

実は筆者の私も高校3年生の夏休み明けに模試で悪い判定をとってしまい、親に慰めてもらったことがあります。

私は推薦入試で東京大学に合格したのですが、高校3年生の夏休みに推薦入試の準備に没頭して一般入試の準備をおろそかにしていたら急に模試の成績が悪くなってしまったのです。
「今まで順調にいってたのになんで今このタイミングで悪くなるの?」という、不安と悔しさでいっぱいでした。
そんなときに母は「あなたは今まで頑張ってきたんだから基礎力があるし、実力がある。その力を使いこなすためのトレーニングを夏休みはできていなかったから今は一時的に成績が悪くなっただけ。あんまり引きずらないほうがいいよ」とアドバイスをくれました。
このときの母のアドバイスをもとにその後の模試で判定は夏休み前までに回復、頑張り続けることができて合格を掴み取ることができました。そんな母には今も感謝しています。
受験という大切な時期に大地震に襲われて行き場のない不安でいっぱいだとは思いますが、みなさんの周りには支えてくれている家族、友達、学校の先生がたくさんいます。そして私たちFairWindの大学生もいます。

みんなは一人じゃないよ。大丈夫。目の前の困難を一つ一つ一緒に乗り越えていきましょう。

私のエールが、被災された方々にとって少しでも励みになっていれば幸いです。

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