大学生活といえば、勉強はもちろんのこと、遊び!バイト!そしてサークル!
でも、サークルってどうやって決めたらいいの?と悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 新型コロナウイルスの流行もあり、直接先輩に話を聞いたり、新歓活動に参加したりする機会もなくなり困ってしまいますね……。
今回は、そんなみなさんのために!サークルを探すところから入るところまで、私の体験も踏まえながらご紹介します!
※この記事では、部活動・サークル・非営利団体などの課外活動団体をすべてまとめて「サークル」と呼ぶことにします。
1. サークルの情報を集めよう
「テント列中止…サークルオリエンテーションも中止…各サークルの新歓活動も中止……。
入るよりも何よりも、そもそもどうやってサークル探したらいいの…?」
そんな新入生のみなさんに、まずは、東京大学にあるほぼすべてのサークルを知ることができる媒体をご紹介します!
槌音
東京大学教養学部オリエンテーション委員会が発行している刊行物です。諸手続きの際に新入生全員がもらうことができます。
オリエンテーション委員会に届け出されたサークルの活動内容などが紹介されています。
オリエンテーション委員会Webサイト
オリエンテーション委員会Webサイトはこちらから。
槌音と同じく東京大学教養学部オリエンテーション委員会が運営しているWebサイトです。
基本的な内容は槌音と同様ですが、ジャンルや関連ワードなどから、自分の興味・条件にあう部活・サークルを検索することも可能です。
届出学生団体一覧(東大公式HP)
届出学生団体一覧はこちらから。
東京大学の「課外活動団体に関する規定」に基づいて設立された団体のうち、同規定に基づいて大学へ届けられた団体は「届出学生団体」と呼ばれます。具体的には東大の学生を中心に構成され、課外の文化、芸術、体育等に関する活動を行う団体で、大学教職員を顧問として置いています。
ご紹介したページでは、届出学生団体が網羅されており、それぞれの団体のHPなどの情報も掲載されています。
ちなみに、FariWindも「届出学生団体」として登録されています!
運動部紹介(東京大学運動会HP)
運動部紹介はこちらから。
(一財)東京大学運動会に加入している団体を「運動会運動部」と呼びます。関東学生連盟や東日本学生連盟といった各競技連盟の主催する公式戦や、旧帝大の交流戦である「七大戦・七帝戦」には、運動会運動部が大学の代表として出場します。
以上の冊子やサイトはすべての新入生のみなさんがアクセスできるものとなっています!
ぜひ、いろいろなサークルに目を通してみてください!
2. 自分にあうサークルを見つけよう
「さて、東大にどんなサークルがあるのはわかったけど、じゃあどれに入ろう?」
というわけで、次は、入るサークルを決める時のチェックポイントを、私の体験をもとにお伝えします!
結論からお伝えすると、チェックすべきは以下のポイント!
- 活動内容
- 活動時間、場所、頻度
- 活動費用
- メンバー構成、雰囲気
私は東大に入学したのち、運動会軟式庭球部とFairWindという2つの団体に加入しました。FairWindは高校の時にその存在を知り、もともと入ろうと決めていましたので、今回は私が運動会軟式庭球部を選ぶに至った過程に沿っておはなしします。
それでは、具体的にみていきましょう!
① 活動内容
まずは、当たり前ながら自分がなにをしたいかですよね。
スポーツ?合唱?クイズ?ボランティア?
東大には数百といったサークルがあり、やりたいと思うことがあればどんなにマニアックなことでもそれに関するサークルが見つかるはず!
まずは自分のやりたいことをもとにいくつかのサークルに絞り込んでみましょう。
私はというと、中学~高校でソフトテニスをしており、大学に入ってからまたソフトテニスをやりたい!ということで、ソフトテニスができるサークルを槌音などからさがしました。
大学内でソフトテニスができる団体は、「運動会軟式庭球部」と「スポーツ愛好会軟式テニスパート NANNAN」の2つでした。また、運動会硬式庭球部やその他の硬式テニスのサークルも選択肢に入れてみることにしました!
② 活動時間、場所、頻度
次に確認すべきは、実際に自分が活動に参加できるか、自分に合った活動のかたちか、ということかと思います。
「何曜日?週に何回?」「朝?夕方?夜?」「参加は毎回?好きな時だけ?」「駒場?本郷?学外?オンライン?」
これらのことを自分の生活などに照らし合わせながらチェックしていきましょう。
例えば「火曜17時からの活動だけど、火曜5限は授業が・・・」とか「朝は起きるのがニガテ。」とか。頻度について「週3回活動してるらしいけど私は1回がいいな」とか。
参加有無は自由!というサークルも少なくないので、自分の好みに合わせてチェックしてみるといいと思います!
また、活動場所については、移動時間を考慮したり、学外施設を利用する場合には費用がかかったりということもあると思うので要チェック!
ちなみに、私は加入を決めていたFairWindの活動日が金曜夜だったので、それ以外の時間に活動できることを条件にしました。
また、勉強も頑張りたかったので週3回以下を目安に決めました。
③ 活動費用
忘れちゃいけないのが、金銭面。大学生活は思いのほか、お金がかかります。
入会費や年会費。道具の購入などの初期費用や維持費用。合宿や遠征は?
また、②に述べたような施設利用費は年会費などとは別でかかるよってことも少なくありません。
年間でどれくらいお金がかかるのか、自分が活動を継続できそうか、要チェックです。入会費や年会費などについては、オリエンテーション委員会Webサイトで確認できるほか、興味のある団体のTwitterやLINE@などで確認・問い合わせすることもできるかもしれませんね。
④ メンバー構成、雰囲気
これまでお話してきたのは、自分が実際にやりたい活動を実施できるか、という形式的な側面でしたが、忘れてはいけないのが、居心地よく活動できるかという雰囲気面です。
東大生のみで構成されるのか、他大生を含むインカレサークルなのか。男女比は?
活動の様子は真面目でしっかり?和気あいあいと?ゆったりマイペース?
これらの側面は先に述べた頻度などの面にも関わってくるかもしれませんね。
私は、「テニスをするなら成長できるように真剣にがっつり取り組みたい」という思いがあったので、自由参加のサークルではなく、基本的に練習は義務参加である運動会の部活動にすることにしました。
軟式か硬式かはとても迷いましたが、②、③の条件も踏まえて、駒場で週3回の活動で、少人数で活動日に融通がきくことや、実際に練習に参加してみて感じたことから軟式庭球部を選択しました!
3. おわりに
さて、ここまでサークルを選ぶときに参考にしてほしいことを書いてきましたが、とにかく大事なのは、いくつかの情報源から照らし合わせてみることだと思います!
お伝えしたチェックポイントの多くは、「1.サークルの情報を集めよう」で紹介した冊子やWebサイトを閲覧すれば知ることができます。
しかし、もっと具体的な情報にアクセスすると見えていなかった部分が見えてくるかもしれません。各団体のHPやTwitterをみたり、LINEやメールで直接連絡を取ってみたり、ときには周囲の評判も確認してみたりすることをおすすめします。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、オフライン新歓活動への参加も難しいかもしれませんが、オンラインでの新歓があれば参加してみたり、状況が好転したら、実際の活動に足を運んでみたりできるといいですね。
オンラインの新歓情報は、オリエンテーション委員会のこちらのページにまとまっているので参考にしてみてくださいね。
特に雰囲気などは実際に触れてみないと分かりにくいものかもしれません。
十分な情報量を持って、みなさんが満足のいくサークル選びをできるよう願っています!