【受験以外でも使える】モチベーションの保ち方

地方高校生に、追い風を

はじめに

受験勉強に限らず、何事においても、モチベーションを保つことはなかなか大変です。しかし、モチベーションが下がると、勉強の質が下がるなど、様々な負の影響が出てきてしまいます。

そこで、この記事では、筆者の経験などを交えながら、苦しい受験勉強の中で、どうすればモチベーションを維持できるのかについて、読者の皆さんにお伝えしていきます。


モチベーションとは?

そもそも、モチベーション (motivation) とは、一体どういう意味なのでしょうか?

日本語訳としては「動機」または「動機付け」とされていることが多いです。一般に動機という言葉は、「やる気」または「意欲」という言葉とほぼ同じ意味で使われています。

やる気がないと目標の達成は難しいということは、皆さんもご存知だと思います。モチベーションは、目標を達成するために必要なものであるということが分かりますね。


モチベーションを保つには?

ここからは、モチベーションの保ち方を3つ紹介していきます。


1. なりたい自分を想像してみる

1つ目は、将来なりたい自分を想像してみることです。

受験勉強の場合であれば、第一志望の大学に合格して大学生活を送っている自分を想像してみるのがいいでしょう。なりたい自分を想像すると、やる気が出ますし、理想の自分になるためにはどう努力すればいいのかということを考えやすくなります。

私も、受験期にやる気が全く出なくなってしまうことがあったのですが、そういうときはいつも東大のキャンパス内を堂々と闊歩する自分の姿を想像していました。そうすると、「今だらけていては、こんな姿には到底なれないぞ」と気合いを入れ、また勉強に向かうことができました。

また、英検準一級を取ろうとしていたときにも、将来英語を使って海外の人との交流を深めている様子などを想像して、モチベーションを上げていました。

皆さんそれぞれに理想のなりたい自分があると思いますが、具体的に想像してみるとモチベーションが上がったり、気合いを入れ直すことに繋がるはずです。


2. 大目標のための小目標を立てる

2つ目は、大きな目標を達成するために小さな目標を立てることです。

目標を大きく掲げるのは確かに大事ですが、ただ漫然とその目標に向かうだけでは途中でブレてしまいがちです。

そこで、大目標を達成するための小さな目標をいくつか立ててみましょう。すると、堅実に目標に向かうことができるようになります。

たとえば、「第一志望に合格する」という大きい目標を設定したとしましょう。

この目標を達成するために必要なことは、苦手な科目を基礎から固める、得意な科目では演習を積むなど、多岐に渡ります。ここで、苦手科目を固めるということにスポットを当てると、たとえば物理の電磁気を1週間で完璧にするなどの小さな目標が立てられます。

私は、苦手科目だった物理を克服するとき、この方法を使いました。問題集を分野ごとに区切り、それぞれの分野をいつまでに完璧にするかという目標を立てることで穴をつくらずに物理を固めることができました。

このように、小さい目標をいくつか立てることで、途中でブレることなく大きな目標を達成に導くことができます。


3. ネガティブな感情に囚われない

3つ目は、ネガティブな感情に囚われないことです。

受験勉強に限らず、何かの目標を達成しようと努力しているときに、不安や焦りなどのネガティブな感情が出てくることは誰しもあります。重要なのは、その感情に流されないことです。

ネガティブな感情に囚われてしまうと、目標に対して迷いが生じ、集中できなくなってしまい、さらにネガティブになるという負のスパイラルが生じてしまいます。

ネガティブになってしまったときの解決法としては、気分転換に軽い運動をしたり、深呼吸をするなどの方法があります。気分を変えてネガティブな感情から抜け出すと、また目標達成に向かって集中することができます。

私がネガティブになったときには、好きなアーティストの曲を聞いたり、散歩をしたりすることで気分転換をしています。

ネガティブな感情に囚われなければ、モチベーションが下がる可能性は低くなるでしょう。


終わりに

ここまで、モチベーションの保ち方についていくつかの具体例を用いて説明してきました。

これらはあくまで一例であり、他にも皆さんにあった様々な方法があることでしょう。受験勉強以外の場合でも使えるような方法もありますので、参考にして頂けると幸いです。

受験生の皆さん、高校生の皆さん、コロナ禍でなかなか思うように学習や勉強ができない日々だとは思いますが、私達はいつでも皆さんを応援しています。