2024/12/22 諫早高等学校・附属中学校 オンライン

地方高校生に、追い風を

企画概要

※今回のセミナーは基本的にオンラインで実施し、大学生数名が高校へ出向くハイブリッド形式で行いました。

2024年12月22日、長崎県立諫早高等学校・附属中学校の生徒様32名を対象に、オンラインセミナーを実施いたしました。  

今回のセミナーでは、「踏み出せ、一歩先の未来へ」というコンセプトのもと、地元を出て進学した大学生の話を聞いたり、自分の興味に基づいた大学選びについて考えたりすることで、生徒様に新たな進学先の選択肢を持っていただくことを目標にしておりました。

以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。

セミナーの流れ

セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。  

09:00〜09:10 オープニング  
09:10~09:30 アイスブレイク
09:30~10:10 パネルディスカッション
10:25~11:25 ワークショップ
11:25~11:50 個別相談
11:50~12:00 クロージング

アイスブレイク 

アイスブレイクでは、日本全国の大学を写真から推測して当てようというミニゲームを行いました。班に分かれて活動を楽しむことで、大学生や企画に慣れ親しんでいただくことが目的でした。企画後に実施したアンケートでは「緊張がほぐれて場に馴染むことができた」「大学について知ることができる良い機会になった」といった感想をいただきました。

パネルディスカッション 

このコンテンツでは、オンラインと対面を併用して行い、複数の大学生の語りを通じて、大学進学に関する様々なあり方を知ってもらうことを目標としました。生徒の皆様に匿名でアンケートを取ったり、参加大学生がその場で質問に回答するなど、双方向性を重視したコンテンツでした。生徒の皆様の、真剣にメモを取りながら聞く様子がとても印象的でした。少しでも進路について考えを巡らせるきっかけとしていただければと思います。

ワークショップ

ワークショップでは、将来なりたい姿を実現するためにはどのような大学を選ぶと良いのか、大学生と生徒の皆様で一緒に検討し、実際に大学調べを行なってもらいました。

このコンテンツの目的は、大学調べの具体的な方法を知ってもらうと同時に、大学を選ぶときには様々な視点があることを実感してもらうことでした。

企画後に実施したアンケートからは「入試だけでなく、入学後のことも視野に入れるようにしようと思った」「大学を調べるときの過程についてよくわかった」といった感想をいただきました。

個別相談

生徒の皆様が自身の悩みや不安を自由に大学生に相談する時間でした。大学生に相談することで自分が心配に思っていることや疑問点を解消するための手助けになり、学習および将来について考えることに対するモチベーションを上げることが目的でした。企画後に実施したアンケートでは、「大学生のことをよく知ることができた」「勉強について東大生に聞くことができた」といった感想をいただきました。

まとめ

今回のセミナーでは生徒様に、進学に際してより広い選択肢を持っていただくことを目標にパネルディスカッションやワークショップを行いました。生徒様が熱心に企画に参加している姿が非常に印象的でした。  

このセミナーを通して、生徒様は地元から離れて大学進学をした実際の体験談に触れ、そのメリット・デメリットを知るとともに、自分の興味や将来やりたいことを踏まえた大学進学について考えました。活動を通じて、「自分の進む道が明確に見えた」というお声をいただき、生徒様の進路選択に対して、助力できたように思います。