企画概要
2024年9月29日、青森県立八戸高等学校および青森県立八戸北高等学校の生徒様40名を対象に、出張セミナーを実施いたしました。
今回のセミナーでは、「雲外蒼天」というコンセプトのもと大学進学の意義および自身の可能性について生徒様に再考していただくとともに、そのための心構えを知っていただくことを目標といたしました。
以下では、セミナーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
セミナーの流れ
本セミナーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
10:00 - 10:10 オープニング
10:10 - 10:40 アイスブレイク
10:45 - 11:40 パネルディスカッション
11:45 - 12:35 進学意義再考ワークショップ
12:35 - 13:25 昼食
13:25 - 14:15 プレゼンテーション
14:25 - 15:25 大学比較ワークショップ
15:35 - 16:25 個別相談・ノート展示
16:25 - 16:30 クロージング
アイスブレイク
アイスブレイクでは、ゲーム理論の一例である「ホテリングの立地ゲーム」から着想を得たゲームを行い、班内での楽しい雰囲気を作り出すことを目的としました。
生徒様からは、「アイスブレイクのおかげでグループに馴染むことができた」「普段このようなゲームに参加することがないため新鮮でおもしろかった」といった感想をいただきました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、異なるバックグラウンドを持つ4人の大学生が大学生活や高校時代の心境について議論し、生徒様に「大学受験・大学生活のリアル」を知っていただくことを目指しました。
生徒様からは「地方と都会の比較が分かりやすかった」「異なる境遇の高校生の様子を知ることができ、勉強のモチベーションが上がった」といった感想をいただきました。
進学意義再考ワークショップ
進学意義再考ワークショップでは、「なぜ大学に進学するのか」について生徒様に考えていただくため、現時点での目標や大学で取り組んでみたい活動を挙げていただき、自身の将来像をいま一度見直していただきました。
生徒様からは「自分のやりたいことが明確になった」「『なんとなく』ではなく夢をつかむ4年間にしたいと思えた」といった感想をいただきました。
プレゼンテーション
プレゼンテーションでは、大学での学びや大学生活についてより詳細に説明することで、生徒様に大学進学後の自分のありかたのイメージを掴んでもらうことを目的としました。
生徒様からは「大学生活のイメージ像がより明確になった」「大学生になるのが楽しみになった」といった感想をいただきました。
大学比較ワークショップ
大学比較ワークショップでは、東京大学と各生徒様が選んだ大学とを複数の観点から比較することで、今後の進路選択の一助となるコンテンツを提供いたしました。
生徒様からは「これからの進路選択の指針となりそう」「大学比較を通して、それぞれの大学の強みに気づけた」といった感想をいただきました。
個別相談・ノート展示
個別相談・ノート展示では、生徒様が直接東大生に悩みを相談したり、実際に東大生が使用していた参考書・ノートを自由に見て回ったりする時間を設けることで、生徒様の学習に関する不安の解消を図ると同時に将来へのビジョンを明確にしていただくことを目的としました。
生徒様からは、「東大生と話をする機会はめったにないため、貴重な時間だった」「参考にしたい点をたくさん得ることができた」といった感想をいただきました。
まとめ
今回のセミナーでは、生徒様が積極的にコンテンツに参加している姿が印象的でした。どの生徒様も将来について真剣に考えており、またコンテンツ中は楽しく生き生きと活動している様子が見受けられ、企画した大学生として嬉しい限りです。生徒様からは「東大生を身近な存在に感じることができた」「曖昧だった進路がはっきりし、モチベーションの向上につながった」などの感想をいただきました。
このセミナーを通して、生徒様が自身の持つ可能性に目を向け、それぞれの目標に向かって努力を重ねて飛躍していくきっかけとなれば幸いです。