企画概要
2024年8月12日、山口県立徳山高等学校の生徒様28名を対象に、東大ツアーを実施いたしました。
今回のツアーで掲げたコンセプトは「まだ見ぬ世界への扉を切り拓け! ~進路選択・大学受験を起点に~」です。
生徒様が自ら描く世界を広げ、そこで得られた価値観を進路選択に活かすこと、特定の大学へのモチベーションを上げて受験への意識を高めることを目標としました。
またコンセプトの副題には志望校合格がゴールではなく、その先にある大学生活・学びにも意識を向けていただきたいという思いを込めています。
以下では、ツアーの内容や生徒様のご様子についてご報告いたします。
ツアーの流れ
本ツアーは、以下のようなタイムスケジュールで行いました。
09:00~09:10 オープニング
09:10~09:45 キャンパスツアー
09:45~10:00 移動・休憩
10:00~10:40 パネルディスカッション
10:40~10:45 休憩
10:45~11:30 ワークショップ
11:30~11:50 個別相談会
11:50~12:00 クロージング
キャンパス見学
キャンパス見学では、班に分かれて本郷キャンパスを実際に歩き、各学部の建物や総合図書館、赤門などを見学しました。
生徒様からは「総合図書館が特に印象的だった」「今まで視野に入れたことがなかった学部にも興味を持つことができた」といった声をいただきました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、進路選択や大学の情報収集、具体的な受験生活の流れ、浪人の経験談などについて、3人の大学生のケースをお話しいたしました。
生徒様からは、「浪人にあまり良いイメージを持っていなかったが、自分のそれまでの努力を無駄にしない、諦めないために浪人したという話を聞いて、前向きな考えに変わった」「安定を取らずに東京大学を目指したというお話が印象に残った」といった声をいただきました。
ワークショップ・個別相談会
ワークショップでは、キャンパス見学・パネルディスカッションを振り返ってもらうとともに、大学選びの際に大切にしたい観点について再考し、実際に大学について調べ学習をしました。
生徒様からは「ワークショップは大学選びにおいてとても役に立った」「ワークショップをもとに自分で大学に関する情報収集ができそう」との声をいただきました。
個別相談会に関しても、「丁寧にかつ詳しく回答してくれて、これから頑張ろうという気持ちになった」など、大変好評でした。
まとめ
今回のツアーではキャンパスを歩きながらの大学生との交流やワークショップでの活動を通じ、生徒様が多くの学びを得ることができたように感じております。
企画後に実施したアンケートでは「今回の東大ツアーで自分にとって遠くに感じていた大学入試や東大を身近に感じることができました。これからも東大生の方々のお話を参考に、自分にあった大学を見つけて行きたいと思います。」などの声をいただきました。このツアーを通して視野を広げるとともに今後、得られた情報や学びを踏まえそれぞれにとってより最適な進路選択を行うことができるようになることを願っています。