2015/09/28 屋代高等学校 東大ツアー

地方高校生に、追い風を

 2015年9月28日(月)11:00~15:00に、東京大学本郷キャンパスにて、長野県屋代高校の1年生41名を対象に東大ツアーを行いました。 今回のツアーでは、まず中央食堂で昼食をとった後、グループに分かれて小プレゼンを実施、その後全員で集まって大プレゼンを2つ聞いてもらい、最後にキャンパス見学を再びグループに分かれて行いました。

〇昼食
中央食堂でグループに分かれて昼食をとりました。食堂が混む関係で麺類を注文できず、赤門ラーメンを食べることができなかった高校生たちは残念そうでした。昼食をとりながら、高校生たちとの会話を楽しむことができました。
〇小プレゼン(「大学の学問紹介」)&個別相談会
御殿下記念館にあるディスカッションルームに移動後、6つのグループに分かれて小プレゼンを行いました。 プレゼンのテーマは大学での学びについてで、各グループには二人の東大生が配置され、それぞれの専攻する学問について熱く語りました。高校と大学の違いを実感してもらえたのではないかと思います。プレゼンの後には高校生の皆さんは積極的に質問してくれ、とても充実した時間となりました。

〇プレゼンテーション
小プレゼン後は、2人のメンバーが全員の高校生の前でプレゼンテーションを行いました。 はじめに、やがて高校生が戦うこととなる都会の進学校の生徒の現状について、都会の私立中高一貫出身のメンバーが話しました。「学力は"中の上"でも東大に行ける」という恵まれた環境に、高校生は驚いていました。
その後、屋代高校と同じような地方高校出身のメンバーが、部活と勉強を両立させて東大へ現役合格した自身の体験を話しました。「課題が多い」「部活が盛ん」……似た環境から受かった先輩を見て、高校生が「よし、自分も!」とやる気になってくれていれば幸いです。

〇キャンパス見学会
キャンパス見学会も、グループに分かれて行いました。今回は安田講堂や赤門などの歴史的建造物に加え、各グループに所属する東大生の学部に連れて行き、どんなことを学んでいるか、どんな施設があるのか、などといったより身近に東大を感じてもらえるようなルートで案内しました。高校生たちはときおり感心した声をだして、キャンパス見学会を楽しんでいるようでした。

まだ高校一年生にもかかわらず、質問もたくさんしてくれ、話も良く聞いてくれて、屋代高校の生徒さんの学びに対する積極的な姿勢をみることができました。
今回のツアーを通じて、生徒さんがよりこれからの高校生活を充実したものにしてくれると嬉しいです。 これからの屋代高校の皆さんのご活躍をお祈りします。