【東大生がやっていた】通学時間の使い方

地方高校生に追い風を

【東大生がやっていた】通学時間の使い方

はじめに

「部活で忙しい」や「通学に時間がかかる」など、勉強したくても時間が無いという悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

そこで高校時代、1時間かけて通学し、運動部で週6日活動していた僕が、なんとか勉強時間を確保しようと試行錯誤して得た通学時間の工夫をいくつか紹介したいと思います。

【電車・バス編】

1 暗記は電車やバスの中で完結させる

通学時の電車やバスの中は揺れるし混雑しているので、ノートなどへの書き込みができず、頭を捻って考えるような勉強には向きません。また、乗車時間が決まっているため、せっかくいい解法が浮かんでも中断しなければいけないこともあります。そこで、この時間には英単語や数学の解法などの暗記に取り組むことをオススメします。実は、暗記系の学習に取り組む場所としては、電車やバスの中はむしろ図書館などよりも適しています。周囲の視線がある場所なので自然と気が引き締まるし、何より毎日決まって利用するものなので、この時間の学習を習慣として定着させることができるからです。

そして、暗記系の学習はできるだけこの時間内で完結させましょう。せっかくまとまった勉強時間が取れる帰宅後に、通学の合間にできる暗記系の学習を持ち込むのはもったいないです。また、通学中の学習習慣を定着させることができれば、暗記に関しては十分な勉強量が確保できます。僕は英語が大の苦手で、高1の頃は補習にも呼ばれてしまうほどでしたが、往復1時間の電車内の暗記学習のおかげで、受験期には英語がいちばんの得点源になっていました。

是非皆さんも電車やバスでの暗記を積み重ねて、応用問題を解くための知識と時間を貯めていきましょう。いざ本格的な受験勉強が始まった時、暗記に時間を割かなくて良いのはかなり有利になります。

2 上手に仮眠をとる

部活や勉強で疲れている帰りの電車やバスでは、どうしても睡魔が襲ってきます。僕自身、気が付いたら単語帳を開いたまま寝ていたことが多々ありました。そこで僕が始めたのが、思い切ってそのまま10分ほど寝てしまうことです。スッキリした状態で、残りの乗車時間や家での勉強に取り組めるので、眠気を我慢するよりずっと効率的です。

ただし、あまり眠くない状態で無理して仮眠を取ろうとするのはNGです。頭が休まらないまま、無為な時間を過ごしてしまうことになります。そんな時は単語帳などを開いて、眠気が来るまでは頑張りましょう。睡魔のせいでどうしても集中できない状態を解消するのが仮眠の目的だということを意識してください。

初めは寝過ぎてしまうかもしれませんが、続けていると体が慣れてくるもので、適度な時間で良い仮眠が取れるようになります。ただし、乗り過ごしには十分気をつけてください。また、夜はしっかり寝ましょう。

【徒歩編】

3 歩きながらリスニング

電車やバスに乗っている時なら単語帳が開けますが、降りてから学校に歩いている最中は本を開くこともできません。それでもできる勉強がリスニングです。僕の場合は最寄りの駅から学校まで歩いて20分だったのですが、歩きながらリスニングをすることで往復40分も勉強時間が増えるため、これがコストパフォーマンスで考えると最も良い工夫でした。

具体的には、英単語帳に付属しているCDや模試で配られる音声をイヤホンでずっと聞き流していました。往復40分の場合だと、およそ2週間前後で厚めの英単語帳が1周できます。

ただ、いくつか注意点もあります。まず、初出の英単語は流して聞いただけではなかなか身につかないため、単語帳を読んである程度覚えた状態で取り組まなければいけません。単語帳の索引を見て一通り意味が答えられるようになってから、それを定着させる目的で使うと良いでしょう。また、周囲の人や安全にも気を配りながらのリスニングなので、座って聞くよりも多少集中力が落ちることにも注意が必要です。本番形式のリスニング問題は集中できる環境で1度挑戦してから、復習として歩きながらのリスニングをすると良いでしょう。

僕は部活での移動もあったため、当初は最寄り駅から学校への移動に自転車を使っていましたが、受験期はこのリスニングをするために徒歩での通学に切り替えました。通学時間自体は多少長くなりましたが、より効率の良い時間の使い方ができたと思っています。徒歩での通学が可能な人は、そのような選択もぜひ考えてみてください!

【その他・隙間時間編】

4 「お供」となる参考書を決める

最後に、電車・バス通学に限らず、全受験生に向けた隙間時間での勉強のコツを1つ紹介します。

通学時間の他にも、休み時間、授業中の余った時間、部活が始まる前の空き時間など、1日の中には勉強に充てることができる時間がたくさんあります。それらの隙間時間を有効に使うためのコツは、常に持ち歩いて取り組むような「お供」となる参考書を1つ決めてしまうことです。

参考書を何冊も並行して取り組むスタイルはあまり隙間時間での勉強には向いていません。なぜなら、その進捗具合があまり感じられないからです。隙間時間での勉強は積み重ねると大きなものになりますが、授業中や自宅での学習に比べると進みが遅いため、何冊も並行してやってしまうとダラダラと何ヶ月も同じ参考書に取り組み続けることになり、モチベーションや効率の低下につながってしまいます。そのため、隙間時間に取り組む参考書は1冊に絞ることをオススメします。

さらに、隙間時間に取り組む参考書を1冊に絞ることにはメリットがあります。何に取り組もうか悩む一手間が省けるため、隙間時間に勉強へ取り組むことへの精神的なハードルが下がるということです。隙間時間に効率よく勉強するためのポイントは、意識的にではなく、無意識に取り組むことです。ぜひ、無意識に開いてしまうような「お供」を1冊決めて持ち歩くようにしましょう。

終わりに

いかがでしたか?改めて自身の高校時代を振り返ってみると、片道1時間の通学時間は、受験勉強には欠かせなかったように感じます。通学に時間がかかることはネガティブに捉えられがちですが、この記事が少しでもその環境をポジティブに捉えてもらうきっかけになれば嬉しいです。時間がない中でも、工夫して勉強することを是非大切にしてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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