【東大の授業】韓国朝鮮語【第二外国語】

地方高校生に、追い風を

안녕하세요!!

このページでは韓国朝鮮語(通称、コリ語)について紹介します。
コリ語は東大の第二外国語の中では選択者がとても少なく、文系理系ともに2クラスずつしかないマイナー言語です。
コリ語クラスは雰囲気も男女比も学年によって変わってきますが、わざわざコリ語を選んだもの同士クラス内のまとまりはよく、似た趣味を持った人が多い印象です。
それでは、コリ語の特徴について書いていこうと思います。


①日本語と文法が近い

みなさんは英語を勉強していて日本語との語順の違いを考えたことはあるでしょうか。英語はSVOの構造をとるのに対し、日本語はSOVの構造をとります。この語順の違いに初めのころ苦戦した人も多いでしょう。
しかし、韓国語においてその心配は一切無用です。日本語と同じくSOVの構造をとりますし、助詞の使い方も日本語ととても似ています。
また、日本語も韓国語も漢字由来の共通した言葉が多数あるので、単語も似たものが多いです。例えば「準備」は韓国語で "준비(ジュンビ)" となります。
このように日本語を母語とする私たちにとって韓国語はとても勉強しやすい言語なのです。


②ハングルは母音と子音の組み合わせ

意味不明な記号のイメージがあるハングルですが、実は母音と子音の組み合わせでできた単なる表音文字です。
例えば、ㄱ(g)という子音とㅏ(a)という母音が組み合わさって가(ga)という文字ができます。簡単ですよね。要は母音と子音を全て覚えてしまえば、もうハングルが読めるようになるわけです。(もちろん文法と単語を知らないと意味はわかりませんが…)


③母音子音が多い

韓国語の(唯一の)欠点です。母音は21個、子音は19個あります。しかし、韓国語においてヤ行とワ行の音も母音となるので、実際に発音の違いで苦戦するのは子音の方です。
例えばㄱ(平音),ㅋ(激音),ㄲ(濃音)を区別しないといけません。激音は平音よりも強く息を吐いて出す音、濃音は喉を詰まらせて息を吐かないようにして出す音です。
このように発音は少し厄介かもしれませんが、韓国語は他の言語と比べると比較的簡単な言語だと思います。

ここ数年は第3次韓流ブームにあたり、K-popや韓国ドラマはもちろんのこと、韓国のコスメやファッション、グルメなども浸透してきており、韓国に興味を持っている人も多いのではないでしょうか?街中のハングルが読めるようになったり、K-popの歌詞が分かり歌えるようになるとかっこいいと思いませんか?

ぜひ、二外はコリ語へ!