【東大の授業】イタリア語【第二外国語】

地方高校生に、追い風を

Ciao!このページではイタリア語選択の紹介をします。

東大の第二外国語にはイタリア語が存在しますが,
実は第二外国語としてイタリア語を学べる大学は珍しいのです!
そのため少しマニアックな人たちが集まるかもしれません(笑)
イタリア語のクラスは,文一&文二で1クラス,文三で1クラス,理一で2クラス,理二&三で2クラスと他の言語に比べて少なめです。

イタリア語を選択した理由を聞いてみると,
旅行でイタリアに行きたいから,イタリア料理が好きだから,サッカーが好きだから,
世界史で古代ローマ帝国が好きだったから,ローマ字読みで簡単そうだから,など様々ですが,
実用的に使おうと思っている人は少ないようですね。
ただ多くの人が口にするのは「イタリア語でよかった!」ということです。
みんなイタリア愛に溢れているのです。ではその理由を探ってみましょう。

①ローマ字読みだからパッと見で読める&発音が簡単

イタリア語はローマ字読みで発音します。
studente (生徒) は「ストゥデンテ」,zuppa (スープ)は「ズッパ」と発音します。
gelato (アイスクリーム) を「ゲラート」ではなく「ジェラート」 ,pesce (魚) を
「ペスチェ」ではなく「ペッシェ」と発音するなど一部ローマ字読みとは異なる綴りもありますが,
特殊なものを覚えてしまえばあとは簡単です。また,イタリア語には難しい発音がありません。
厳密に言うと母音の数が日本語よりも多いらしいのですが,
第二外国語レベルだとそこまで求められることはあまりないです。
一つ日本語にはない発音を挙げるとすれば巻き舌の「r」の発音です。
でも巻き舌ができなくてもそれっぽく言えば通じるので大丈夫です。

②先生が優しい

東大のイタリア語の先生方はとても優しいです。怒ったりしません。
またこれは東大生にとっては大切な情報なのですが,イタリア語の先生方は成績評価に寛容です。
理不尽に低い成績をつけるようなことはありません。
他の言語と同じくらい勉強すれば他の言語より良い点数が返ってくると思って良いかもしれません。

③イタリアへの憧れが深まる

イタリアといえばローマ,ヴェネツィア,フィレンツェ,ミラノ,ナポリなどお馴染みの観光都市がたくさんあります
またイタリア料理は日本人の口に合うと言われていて, パスタやピッツァ,リゾット,チーズ, ジェラートやティラミスなど美味しいものがたくさんあります。
授業でイタリアのことが紹介されるとイタリアに行きたい欲が高まってしまいます。
そんな素敵なイタリアのことを学んでいれば,自然と語学へのモチベーションも高まりますね!(?)

イタリア語選択の素晴らしさは伝わったでしょうか?
第二外国語としてはまだまだマイナー言語かもしれませんが,とても良い言語です!
ぜひぜひオススメしたいと思います。
それではみなさん,第二外国語はイタリア語へ!!

(記事執筆:2018.06.02)