東京大学本郷キャンパス紹介

地方高校生に、追い風を

赤門の写真

このページでは、本郷キャンパスについてご説明します!

本郷キャンパスは東京大学の主要なキャンパスの1つです。研究に必要な設備から講義室・図書館等の施設まで充実しており、学部3年生・4年生のほとんどと一部の大学院生はこのキャンパスで学習・研究をすることになっています。

またキャンパス内にある赤門安田講堂などは比較的高い知名度を誇っており、観光名所としての魅力も兼ね備えています。

以下では本郷キャンパスの施設・店舗・教室について、いくつかピックアップしてお伝えします!


観光名所・施設

歴史あるキャンパスにつき、本郷キャンパスには観光名所とされる施設や、景観上優れた建造物が多く存在します。


赤門

元加賀藩上屋敷の御住居表御門として用いられた歴史ある門です。江戸時代における諸侯邸宅門の非常に座れた遺例として昭和6年に国宝として指定され、現在は国の重要文化財となっています。メディアで取り上げられることも多いため、何かしらの形で目にしたことのある方も多いと思われます。

ちなみに、赤門は本郷キャンパスの正門ではございません(正門は別に存在します)。


安田講堂

卒業式をはじめとする各種式典や、研究・教育に関する発表の場として利用されています。学生運動の際に占拠されたこともあって、こちらも非常に知名度の高い建造物となっています。FairWindのトップページにも採用されていますね。

なお、実際に安田講堂に立ち入ったことのある学生はそれほど多くないと言われています(統計をとったわけではありませんが)。


総合図書館

蔵書数約120万冊を誇る、東京大学の主要な図書館の1つです。

この図書館は建物としても魅力をもっており、正面の壁は立てて並べた本(の背)を想起させるようなデザインとなっています。内部も豪華絢爛で、入り口を入って正面の階段・廊下には赤い絨毯が敷かれています。

なお、付近の広場の地下には別館が存在し、こちらはラウンジ形式の自習スペースとなっています。


店舗

キャンパスというのは多くの学生・教職員の集まるコミュニティであり、そこでは購買部(売店)・書籍部(書店)・食堂といった店舗がサービスを提供しています。


中央食堂

安田講堂の広場の地下にあり、東京大学で最大の食堂です。

東京大学創設140周年記念事業の一環で、2018年4月にリニューアルオープンしました。
リニューアル後の食堂は明るい内装で清潔感のある店内となっており、他の食堂に比べて外部の方の利用も多いのが特徴です。


銀杏・メトロ食堂

以前は第一食堂と呼ばれていました(第二食堂も存在します!)。
法文2号館の地下にあり、主に法学部・文学部の方の利用が中心でした。
銀杏・メトロ食堂のすぐ近くには第一購買部もあり、主に電子機器を取り扱っています。

※新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2021年3月31日現在、銀杏・メトロ食堂は営業休止中です。


第二購買部

安田講堂の広場の地下にある売店です。こちらは大きなコンビニエンスストアのようなもので、文具から弁当・パン、東大グッズまで幅広く取り揃えています。
ちなみに「購買部」という呼称ですが、これはお客様目線に立ったとき、売店というのは「売り場」ではなく「買い場」であるからこのような呼ばれ方をされているとのことです。


教室

学生が対面で授業を受ける場所で、小さなものから大きなものまで多くの種類があります。
これらが受講者数、用途(講義中心 or ディスカッション中心 など)に応じて使い分けられています。


参考文献

より詳しい情報は、本郷地区のキャンパスマップや各種Webサイトをご参照ください。
また、コロナ禍が収束した際に、実際にキャンパスを訪れてみることもおすすめします!

(文責:理学部卒 T.A.)(記事執筆:2021.03.31)