【東大の授業】フランス語【第二外国語】

地方高校生に、追い風を

Bonjour!このページではフランス語を紹介します。

まず、東大では全員が1年生の1年間第二外国語(正式には初修外国語)を勉強します。
その講義でどのくらいのレベルに達することができるかというと、私の先生のお言葉を借りれば「辞書があればフランスの新聞を読めるくらい」です。
かなりいい水準まで達しますよね。それほど勉強するのだから、学ぶ言語は慎重に選びたいところ。
そこで、ここではフランス語のアピールポイント・大変なところを書いていきます。

○フランス語のアピールポイント

フランス語は国連公用語に指定されていて、話者はヨーロッパだけでなくアフリカにも多いです。
そのため、旅行などといった実用性の面から考えると、英語の次に魅力的な言語だと思います。
また、文法が比較的カッチリ決まっているので理論的な学習がしやすいという側面もあります。
英語と重なる語彙も多いということもうれしい点ですね。
そして、街には意外に多くのフランス語が溢れているので、それらの意味が分かるようになって楽しいというメリットもあります!

○フランス語勉強の大変なところ

何といっても、覚えることが多いです!
英語では現在型の動詞が形を変えるのは三人称単数だけ(しかも語尾にsやesをつけるだけが多い)ですが、フランス語の場合は、私・あなた・彼(彼女)・私たち・あなたたち・彼ら(彼女ら)のそれぞれに対応して動詞の形が変わります。
また、名詞に「男性名詞」・「女性名詞」という概念があり、それに応じて冠詞も変わります。
(「お父さん」が男性名詞なのは理解できますが、「ネクタイ」が女性名詞なのは意味分かりません!(笑))

このようにフランス語学習で暗記は重要ですが、暗記は語学において避けては通れませんし、不思議なことに勉強しているうちに自然に覚えられたりするものです。
また、私はまだその域には達していませんが、先輩は「フランス語は簡潔明瞭な哲学を内包している」とおっしゃっていたので、フランス語は極めれば単純な言語のようです。

さて、ここまで色々紹介してきましたが、私はフランス語を学ぶことをおすすめします!
大変なこともありますが、その分上達したときはとてもうれしいです!!
皆さん、ぜひフランス語を!!!

Bonne chance!

(記事執筆:2018.07.13)