英語編

〜【英語編】東大生が勧める参考書や問題集、勉強法〜

東大生が勧める参考書や問題集、勉強法を紹介します。参考書についてはその名前と、東大生によるおすすめの使い方や長所の説明を掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。


オススメの英単語帳

『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』(鉄緑会英語科 編)
収録されている単語数はかなり多いほうに分類される。
東大の過去問と照らし合わせても「この単語の意味がわかれば読める、訳せる」といったレベルまでは網羅されており、安心の一冊。
単語のイメージや覚え方が絵で示されており、章ごとに復習テストがついているなど、様々な工夫もほどこされている。
一からすべて暗記しようとはせず、ささっと通読したあとは演習の際に辞書代わりに使い、見覚えはあるのにわからなかった単語を確認するのに使うのがオススメ。
この単語帳を読むだけで語彙が広がるわけではない点には注意。
(文Ⅰ・1年)


英文解釈の参考書

『基礎英文問題精講 3訂版』(中原道喜、旺文社)
60年以上多くの高校生の英文解釈を助けたいわば『バイブル』。英語の基礎を一通り終えた後、応用レベルとして高2夏前後の使用をお勧めする。やや高いレベルで構文、文脈をつかむ練習ができ、受験への橋渡しとして優れた一冊。

『ポレポレ英文読解プロセス50―代々木ゼミ方式』(西きょうじ代々木ライブラリー)
有名予備校教師の著作。50個のやや短めの英文が訳出プロセスの解説とともに並んでいる。準動詞、関係詞などカテゴリごとに問題がまとまっている。この一冊をしっかりこなせるレベルに到達したなら、大学受験レベルの英語は問題ないといえる一方、それ相応の下積みがなければ、無駄に時間を費やしてしまう恐れがある。英語に自信がある人が、高2の春に一気にやってしまうぐらいでよいのでは。


英文法の参考書

辞書型『forest』(石黒 昭博、桐原書店)
いわゆる辞書です。これを英文法の導入としてもいいですし、問題を解きながら困ったときに見る程度にするでもいいでしょう。

英作文型…英作文の導入の参考書は文法事項の正しい捉え方を教えてくれます
『例解英文和訳教本(文法矯正編)』(小倉 弘、プレイス)
英作文の参考書ですが、文法事項ごとに正しいニュアンスを教えてくれます。文法の導入には向きませんが、英作文の前に文法事項を正しく理解し直すのには必須だと思います。また、実用英語にも直接つながるので勉強の合間にさらっと読んでもいいでしょう。
(文Ⅱ・1年)

まず前提ですが、英文法は高3の夏までにマスターするぐらいの勢いでやるのがベストです。夏からは英語以外にも時間を割かなければいけなくなるので引きずらない方が安心です。
また、ここで問題集をしっかりやっているとセンター対策で改めてやる必要がなくなります。
①僕が使った問題集
学校配布の物しか英文法の問題集は使っていないので、使い方を書いてみます。
○『Next Stage』(桐原書店)
各問題にチェックボックスが3つついているので、1周目は全部やって間違えたところにチェック、2周目は間違えたところだけやってまた間違えたらチェック、3周目はもう一度全体をやるという形でやりました。そのあとは全体を何周もやりました。センター試験にも使えます。
○『UPGRADE』(数研出版)
Next Stage、ブレイクスルーを踏まえて次の段階として高2ぐらいに配られた問題集です。これを高3の1学期ぐらいまで続けました。
僕の場合は暗記部分を最後までやっていました。これで英文法は完成(のつもり)、またセンター試験の時もたまに見返す程度で使えました。

②英文法の学び方
①で使った問題集をあげましたが、英文法は長文を読みながら”これはこの文法だな”と感じることで学んだ方が身に付きます。わざわざ長文の中の文法をすべて確認する必要はないと思いますがある程度文法を学んだら長文読解を絡めながら実力をつけていった方がいいと思います。これは単語やリスニングなどすべての要素に言えます。バラバラではなくそれぞれを絡めながら学びましょう。
(文Ⅰ・1年)


リスニングの勉強法

リスニング対策には音読ならびにオーバーラップ、シャドウイングが有効です。
音読は、文字面(テキスト)を声に出して読むことです。教材は音声CD付の例文集などが良いでしょう。まずは正しい発音を再生して聞いて、その人の発音を真似して音読しましょう。音読するだけでは勿体無いので、なんなら例文ごと覚えてしまいましょう。この音読練習の際に特に気を付けてほしいのは、消音や連続音です。字面上では表れている単語の一部が発音されなかったり(消音)、2,3語の単語が連続して一続きに聞こえたり(連続音)するでしょう。そこまで真似して練習すると、リスニングの際に消音や連続音があってもなに不自由なく対応することができます。
オーバーラップは、音声を聞きながら、文字面(スクリプト)を追って読むことです。この練習をすると、自分の発音・リスニングのスキルが向上するのは言うまでもなく、英文章を読む速度ならびに読みながら理解する速度を向上させることができます。オーバーラップに適した教材は、ある程度の長さがある文章です。なにも特別に購入する必要はありません。学校で使っている教科書或いは問題集で十分です(ただし音声教材のついているもの)。そして、音声データをウォークマン等に転送することをオススメします。ウォークマンでは、再生速度を調整することができます。最初は1倍速から始めて、徐々にスピードを上げ、最終的に2倍速でオーバーラップできるようになると良いでしょう。そのレベルに達する頃には、模試のリスニング問題がゆっくりに聞こえるはずです。
シャドウイングは、音声を聞きながら、聞こえた言葉をそのまま何も見ずに声に出す練習です。これは、音読やオーバーラップよりもレベルが高いもので、リスニング中の集中力を高めることができます。また自分が聞いて理解した言葉しか声に出せないので、自分のリスニング力がどれほど上がったのかを確認することもできます。これも最初は1倍速から始めて、慣れてきたら徐々にスピードを上げると良いでしょう。教材はオーバーラップと同じく、学校で使っているもので十分事足ります。「シャドウイングが難しい!」という人は、
『CNNENGLISH EXPRESS』(朝日出版)を一冊買って活用すると良いと思います。この教材はシャドウイングが段階的に練習できる構成になっています。なおこれは毎月発行されていますが、最新の一冊だけを買ってそれを完璧にすればそれで十分です。
また、よく東大を目指す人が使うリスニング教材としてキムタツの東大リスニングシリーズ』(アルク)がありますが、これは、東大を目指す人以外は使う必要はありません。また、東大を目指す人も取り組むのは「余裕があったら」で良いです。この教材の優れている点は東大入試と同じ形式の問題に取り組むことができるという点であり、この教材を使えばリスニング力そのものが、他の教材に比して飛躍的に上がるというものではありません。先程から繰り返している通り、リスニング力を鍛えるには学校で使っている教材で十分ですし、自分が気に入った音声データ付の教材があればそれで構いません。大切なのは、それらの教材を十分に使いこなして徹底的に「音読・オーバーラップ・シャドウイング」をすることです。
最後に、東大を目指す人向けに、東大のリスニング対策について言及したいと思います。この対策に有効なのは、やはり『東大のリスニング15カ年』(教学社)です。形式に慣れるためには、「本物」の問題を解くことが何より大事です。それが終わったら、過去の東大模試の問題を解くと良いでしょう。各予備校の威信を賭けた問題なので、(本物には質の点で劣りますが)ある程度のレベルが保証された、本番とほぼ同じ形式の問題となっています。それも解き終わってネタが尽きたら、『キムタツの東大リスニングシリーズ』に取り組むと良いと思います。ただし、本番直前期に初めて解く問題を残しておくために、本番形式のリスニング教材は計画的に取り組みましょう。直前期になって、初めて解く本番形式の問題が無い、というのは避けたいものです。「本番形式の問題を解く」のは形式に慣れるため或いは問題を解く勘を維持するためであり、「リスニング力を鍛える」こととは異なります。リスニング力を鍛えることを目的とするなら、本番形式と異なる教材で構いません。上述した「音読・オーバーラップ・シャドウイング」の練習を継続して行うことが大切です。
以上が実際に私がリスニング対策で行ってきた勉強法であり、また自信をもってオススメする勉強法でありますが、あくまで私個人に合ったものであり全員に適するとは限りません。ただし、リスニング力アップは英語力全体の向上に繋がる大切な要素です。また英語は入試で必要なだけでなく、大学に入れば外国人講師が英語で教える講義があったり、英語の論文を読んだり書いたりする機会があります。だから高校生の皆さんには、今のうちから十分な英語力をつけてほしいのです。
この記事を読んだ高校生の皆さんが受験勉強に取り組んで、たゆまぬ努力の末に志望校に合格されることを願っています。その過程のリスニング対策において、私のアドバイスが役に立てばこれより嬉しいことはありません。
(理Ⅱ・1年)

まず音声を聞いて設問に答えます。その後、音声を繰り返し聞き、細部までディクテーションをします。余裕があればシャドウィングも行うと良いと思います。そして、スクリプトを見ながら再び聞くことで、聞き取れなかった部分を確認します。これがかなり丁寧にやった場合のリスニングの勉強法だと思います。次第に耳が慣れてきたら、スクリプトを見ながら聞き取りにくかった部分の確認を行えばよいと思います。問題集としては、「キムタツの東大英語リスニング」などのを使うことをお勧めします。
(文Ⅲ・1年)


リスニングの参考書

『灘高キムタツの東大英語リスニング』(アルク)
東大のリスニングに特化しており、冒頭に東大のリスニングとの向き合い方や演習のしかたなどが解説されている。
後半は3問×10題の演習題とその解説が載せらている。解説はおまけ程度のものだが、演習題の数は十分。
古い本なのが難点だが、ディクテーションの問題もあるのは魅力のひとつ。
(文Ⅰ・1年)

一般的にキムタツの東大英語リスニングは赤が東大レベルだといわれていますが、今回はあえてその一つ上のレベルであるキムタツの東大英語リスニングSUPER(木村
達哉、アルク)通称「ピンク」を推します。
これは私がリスニングは速いスピードに慣れるほど聞き取りやすくなると考えるからです。
例えばプロ野球選手も打席に立つ前におもりがついたバットで素振りしますよね。これは重いバットを振ることで本来のバットが軽く感じられるからです。
リスニングも同じで、速いスピードの教材を聞くほど、通常の速さの教材が聞き取れるようになります。実際私もピンクで練習していたら本番のリスニングが遅く感じられました。
ただしこの勉強法には注意点があります。それは実力がないうちにピンクに取り組むと失敗することです。あくまで赤を完璧に仕上げてから(それだけでも戦えます)ピンクに取り組むようにしてくださいね。
ピンクまで仕上げたらリスニングの実力はかなりのものになります
(理Ⅰ・1年)


長文問題の解き方と勉強法

こんにちは。英語の長文問題の解き方と勉強法についてお話します!
まず解き方について,みなさんは,英語の長文問題を解くとき,文章と問題文のどちらを先に読みますか?私は問題文を先に読むほうをおすすめします。問題文を先に読むメリットが3点あります。最初に,文章全体で扱っている内容を簡単に把握できること。次に,きかれていることを頭に入れたうえで文章を読めること。最後に,全体として問題を解くのが速くなることです。今の解き方がうまくいっていない人はぜひ試してみてください!
勉強法については,継続あるのみ。近道なんてありません。毎日1つ,長文問題を解くようにすれば自然と読むのも解くのも速くなり,正答率も上がります。
(文学部・3年)

長文の勉強を始める前に
長文を勉強するにあたって大前提となるのが「単語と文法をある程度固めていること」だと私は思います。正直単語や文法が3分の1以上分からない長文を解いたところで何の意味もないと思います。高1、高2の皆さんはまず基礎的な文法、単語を身につけた上で長文に取り組みましょう。高3生でレベルの高い長文に取り組もうとしている人はそれ相応の単語を身につけましょう。自分のレベルとかけ離れた長文に取り組むのはメンタル的にも良くないです。

長文の勉強
毎日長文を読んで毎日音読しましょう。 その際、下の解き方を参考にしても良いと思います。あと、必ず目標時間を定め正確に時間を計りましょう。

長文の解き方
長文を解く際に絶対にしてはいけないことは全部の文章をじっくり読むことです。段落の最初と最後、そしてディスコースマーカーをしっかり把握していけば長文は読めます。段落の真ん中あたりには具体例が配置されることが多いです。この具体例は、問題で問われているとき、段落の最初と最後に書かれている内容が抽象的だったり文の難易度が高かったりして理解できないとき、時間に余裕があるときに読みましょう。それ以外の場合は読まなくてもいいと思います。また、700語を超える長文になると読み進めるうちに最初のほうの内容を忘れてしまう場合があるので段落ごとに簡単に要約しておくことをおすすめします。(そもそも要約するには国語力が必要ですが…)要約は最初は面倒かもしれませんが、あとで問題を解くときにどこに該当部分があったかすぐに分かる、長文の内容を整理しながら読める、という大きな利点があります。

長文を解くときに設問を先に読むべきか、誰しも一度は悩むと思いますが(悩まない?)私は主にいくつかの段落を読んだらそこに該当する設問を探し解くという方法を採っていました。この方法は東大や早稲田の1000語超えの長文を読むときに使っていました。~700語くらいの長文の場合は設問を先に読むか、長文を読んでから設問を読むかの2択ですが、先に設問を読む場合は内容をある程度把握できるという利点がある反面、先入観を持ってしまい設問が解きづらくなるという危険があります

長々と書いてしまいましたが、基礎的な読み方、解き方をマスターしたらそれをさらに自分流にアレンジしていくのがいいと思います。そのためにも早めに対策できるように頑張りましょう。
(文Ⅲ・2年)


英語長文の問題集

長文読解力が足りていないと感じる場合は、やっておきたい英語長文500,700』、『Rize読解演習3』などをやるといいです。ある程度力が付いたら(センター模試九割前後)、早めに過去問に取り掛かりましょう。過去問演習期に演習量を増やしたい場合は、やっておきたい英語長文1000』、『Rize4』、『英語総合問題演習上級編』などがおすすめです。
英語長文は演習量もさることながら、演習の質が重要です。一題一題、単語、イディオム、文法事項の確認や、音読、復習をやりきることで大幅な成長が望めます。
(文Ⅰ・1年)