2017/08/02 安田女子中学高等学校 東大セミナー

地方高校生に、追い風を

2017年8月2日(水)、広島県の安田女子中学高等学校の高校1,2年生16名を対象に、都内の研修会場にて東大セミナーを行いました。本セミナーは、「少し背伸びしてみる」というコンセプトのもと、東大をはじめとする難関大を目指す意義を考え、自己の将来像や大学受験について、自分の可能性を少し背伸びして考えてもらうことを目標としました。

・パネルディスカッション「それぞれの難関大進学」
大学生4人がパネラーとなり、パネルディスカッションを行いました。「ぶっちゃけ自分自身が東大生になれたのはどんなことが優れていたから?」「東大入学前後での東大生のイメージの違いは?」等の質問で、高校生は東大生であっても高校時代は特別変わらない身近な人たちであったと考えてくれたようです。さらに「東大を目指すことで得られた変化は?」といったテーマでは、難関大を目指すことにどういった意味があるのかを高校生自身が改めてじっくりと考える機会となりました。

・対話型プレゼンテーション「東大ってどうだい?」
各大学生がそれぞれ事前に用意してきたテーマについて、高校生が自由に大学生を選んで、少人数で一緒に話し合いながらプレゼンテーションをしていきました。「東大を目指すようになって」、「東大を目指している過程で」、「東大に実際に入ってみて」、自分はどう変わったのかを伝えることで、「少し背伸びしてみる」ことの大切さを考えてもらいました。少人数でのプレゼンテーションということで、高校生も真剣に目の前の大学生の話を聞いているようでした。

・自由懇談「君の”灯台”に灯をともせ」
大学生を自由に選んで、日頃の悩みや本企画を通して生まれた聞ききたいことを質問してもらう機会としました。進路に関する不安や苦手科目の克服法など、高校生から積極的に質問が出ていました。質問の最後には、大学生から高校生へエールを伝えました。「少し背伸びしてみる」ことへの不安を払拭してもらう機会となっていたら幸いです。

今回の東大セミナーの最後には、統括からの”宿題”ということで、「翌日の東大オープンキャンパスに、自分が本気で東大志望のつもりで臨んでほしい」という思いを伝えました。「少し背伸びしてみる」経験をすることで自分の可能性を信じ、高校生のこれからの行動に少しでも変化が生まれてくれることを願っています。(文責:堀内)