2019/11/16 松本深志高等学校 東大ツアー

地方高校生に、追い風を

11/16(木)長野県松本深志高等学校2年生の生徒様38名を対象に東大ツアーを実施しました。『「東大」を知り、「なりたい自分」を思い描いて、「将来」への第一歩を踏み出す』というコンセプトのもとに、生徒様には本郷キャンパス内、図書館、研究室の見学や、東大生との座談会を通して東京大学の雰囲気を肌で感じていただき、その感じたことから自身の興味や特徴を見つけて自分の理想の将来像を思い描いていただきました。さらに、思い描いた理想の自分を達成することを今後の生活のモチベーションとした上で、受験までにするべき目標を掲げていただきました。 以下では実施した3つのコンテンツについて生徒様の様子などを報告させていただきます。


キャンパス見学&座談会:東大を知ろう

このコンテンツは、東大生と一緒にキャンパス見学をしつつ、大学生が日頃の生活を紹介する事で生徒様自身の大学生活を想像していただくことが目的でした。また座談会では、日頃接する機会のない大学生と様々な話をしていただきました。
生徒様はキャンパス見学や座談会を通して、大学生や教授の話を聞き、将来の大学生活に思いを馳せていました。勉強面や生活面で、少しでも大学生活のイメージが湧いていただけていたら幸いです。


ワークショップ:「やりたいこと」を見つけよう

本コンテンツでは、生徒様が自分の興味や特徴をもとに「やりたいこと」を考え、具体化しました。そして、「やりたいこと」を実現する手段としての大学にどのような条件を求めるのか考えました。生徒様が自分自身と向き合い、理想の大学像を真剣に考える姿が印象的でした。今回の経験を今後の進路決定に生かしていただけると幸いです。


パネルディスカッション&ワークショップ:「これから」を考えよう

このコンテンツでは,東大生の受験時代の体験を聞くことで生徒様に大学受験について具体的なビジョンを持っていただき、入試本番までの勉強計画を立ててもらいました。生徒様も真剣に話を聞いてくれたようです。少しでも生徒様の助けになれたら幸いです。


これらの活動を通して、生徒様には東京大学が一体どんな場所なのか、東大生がどんな人なのかをほんの少し知っていただけたかと思います。先にも書いた通り、自分の興味を見つけ理想像を思い描くといういきなり言われても困るような難しい活動にも東大生と一緒に懸命に取り組む生徒様の姿がとても印象的でした。活動の最後では生徒様それぞれが自分のなりたい理想像を他の生徒様に堂々と発表し、将来を見据えた目標を掲げることができていました。このツアーを通して生徒様が何か一つでも今後の生活の糧となるようなものを見つけていただけたのなら幸いです。今後の生徒様の頑張りとご活躍を心から願っています。