東大ツアー 2015/08/04 岩手県立福岡高校

地方高校生に、追い風を

2015年8月4日、東京大学本郷キャンパスにて岩手県立福岡高等学校の1・2年生9人を対象に東大ツアーを行いました。 11:30から16:30という時間のなかで、昼食・キャンパス見学会・模擬授業・個別相談会と多くの活動に取り組んでもらいました。

〇昼食・キャンパス見学会
まず初めに中央食堂で昼食をとりました。暑さに負けぬようしっかり栄養補給していました。また、メンバーと話しながら一緒に食事をとることで、少しずつ高校生の緊張が解けていったようでした。
昼食を食べ終えると、キャンパス見学に出発しました。非常に暑い中でしたが、安田講堂や赤門で写真を撮ったり、購買部でお土産を買ったり東大キャンパスを十分に味わっていました。

〇模擬授業
次に工学部5号館で模擬授業を受けました。講師は東京大学大学院新領域創成科学研究科、環境システム学専攻の吉永淳先生で、身の回りの化学物質のリスクについて講義していただきました。普段の高校の授業の倍近くの時間でしたが、全員が最前列に座り一生懸命にノートをとっていました。

〇個別相談会
最後に個別相談会を行いました。3人ずつ3班にわかれ、メンバーの東大生2人 が相談員となりました。苦手科目の対策や暗記の方法といった勉強面のことだけでなく、睡眠時間や部活との両立といった生活面の相談もしていたようでした。東大生に直接相談できるチャンスということで、ノートをとりながら一生懸命に話をきいてくれました。

福岡高校の生徒さんはとても素直で一生懸命な子が多く、これからも真剣に勉強に向かっていくことでしょう。そのとき、今回のツアーで本物のキャンパス・授業・大学生に触れながら感じたこと・学んだことを、少しでも生かしてくれたらと思います。