先端研との協同企画 2014/10/09 島根県立益田高校

地方高校生に、追い風を

10月9日の9時30分から13時まで、駒場キャンパスで島根県立益田高校の2年生24名を対象に東大ツアーを行いました。キャンパス見学会では駒場Ⅰキャンパス裏門を出発し、完成したばかりの21KOMCEEや図書館、1号館などを巡りました。高校生のみなさんは歴史ある建物と近代的な建物のギャップに驚きつつ、写真を撮ったり質問をしたりしながら興味深そうに見学してくれました。その後は銀杏並木を抜けて駒場Ⅱキャンパスへ移動し、生協でのお土産購入では東京大学の文字が入ったノートやシャープペンシルを購入する姿が多く見られました。

次に講堂へ移動し、メンバー3人がプレゼンテーションを行いました。先生方のご要望に沿って、高校生の進路選択の手がかりとなるよう「なぜ今の進路・学部を選んだか」「どんなことを学んでいるのか」「そこでの学びが将来にどうつながるか」をテーマに選びました。メモを取りながら真剣に聞き入っている姿はとても頼もしく感じられました。
続いて個別相談会では、高校生6名、東大生2名ずつのグループに分かれ、高校時代の勉強法や大学生の生活についてなど様々な質問にお答えしました。


「東大を漢字一字で表すと?」などのユニークな質問も飛び出し、普段はあまり聞くことのない大学生の生の声に触れてもらえました。
最後の昼食交流会では、和気あいあいとした雰囲気で勉強以外のことについてもたくさんお話しすることができました。帰り際にはメンバーとの写真撮影をしたいと言ってくれる高校生もいて、距離が縮まったことを嬉しく感じました。
短時間のツアーではありましたが、今回の企画が益田高校のみなさんが今後の学習・進路選択について考えるきっかけになれば光栄です。